「サッカー選手って何でこぞって手首に変なもの巻いてんの?」
私はサッカーに詳しくない友人とスポーツバーで観戦していた際にふと言われた内容です。
言われてみれば確かに近年のサッカー選手はチーム内に1人は手首にテーピングのような物を巻いています。
足を使う競技なのになぜ手首にテーピングを巻きつけているのか?
最近みんな巻いてるから何か特別な理由があるのではなかろうか?
サッカー選手が手首にテーピングを巻いている件について解析していこうかと思います。
自分の身を守るため!
<スポーツ>ペペがレアル時代を回想!「CBにとっての墓場だった」→つづき https://t.co/a7shoGKHUh <馬うまトレンド速報> pic.twitter.com/TMQOQkobOc
— 馬うまトレンド速報 (@uwasasuki) January 13, 2019
サッカー選手は足を使うスポーツという印象が強いですが、実は手でバランスを取りプレーする選手が一流とも言われ怪我が多いスポーツです。
その中で『試合中で相手との接触や転倒してしまい、手首を痛めてしまう。』というシチュエーションが度々あります。
その中で事前に怪我防止する意味で手首にテーピングを巻いています。
ポジション別にまとめますと、1番目はゴールキーパーです。
手が生命線ですのでプロサッカー選手はもちろんですが、一般のアマチュアの選手でも多くの人が手首にテーピングをしています。
次に多く手首に巻いている選手はディフェンダーの選手です。
相手の得点チャンスを阻止したりするのでどうしても体を投げ出したり等、無理な態勢を多く強いられる事から怪我が多いポジションです。
ゴールキーパー、ディフェンダー共に相手選手との接触が一番多いポジションですので、事前にテーピングにて怪我を防止している選手が多いです。
ミサンガ・リストバンド等装飾品を隠す為!
ボンフィンとはブラジルのミサンガ的な物だよ(♡˙³˙)よく、サッカー選手がつけてたり、フットサルでも馴染みあるのかな?山口の所持してるボンフィンは横浜F・マリノスのボンフィンとボンフィンのチャーム🐙💙 #横浜F・マリノス #マリノス pic.twitter.com/7Ln3S7Rqxp
— 山口みらん⚽️ (@yamaguchi_miran) March 9, 2015
サッカー競技規則により装飾品(ネックレス・指輪・ブレスレット・ピアス・皮やゴム製のバンド)は原則禁止されています。
上記の原則からリストバンドを使用している選手は見なくなりましたが、ミサンガや、パワーバランスと言った装飾品を着用している選手は多いと思います。
それを隠す為、テーピングを使用しています。
競技規則によりミサンガやパワーバランスは着用不可で、テーピングで覆うのもダメです。
選手は試合前に装飾品のチェックを行います。
その際に審判がチェックをするのですが全員の選手を事細かくチェック(足首のミサンガ、パンツの中等)していたら試合時間に間に合わなくなります。
1人に対して5秒くらいでチェックをしていると思いますので、審判の見える範囲内で装飾品、危険性があるものに対しては外すように指示すると思いますが、テーピングでミサンガを隠すくらいに関しては審判も目を瞑っていると思います。
もちろん試合中に装飾品が審判に見つかってしまったら警告の対象となりますのでバレないように着用してください!笑
気合が入ってしまう!
👏👏👏 Congrats to the 3⃣ #ACL2019 participants who were nominated for the AFC Player of the Year Award!
— #ACL2020 (@TheAFCCL) November 15, 2019
頭にハチマキをするのは集中力があがると言われているように手首にテーピングを巻くと、腕に力が入りやすかったり、バランス感覚が良くなったり、キック力が向上するとも言われています。
もちろん、素人がただテーピングを巻いても効果がすぐ発揮されるとは言いかねません。
どこに巻くか、どちらの腕に巻くか?何周巻くか?どのくらいの強さで巻くか?など、その人の個人差でハイパフォーマンスが発揮できるかは異なってきます。
プロの選手たちは専門のトレーナーに指導された後に自身のパフォーマンスを最大限に発揮できるように自分に適したテーピングの巻き方をしています。
余談ですが、科学的には検証段階との事で、個人差があり選手の体感的な評価にて判断しているとのことです。
私の見解としては気合が入るのでハイパフォーマンスを披露できるのでなかろうかと推測しております。
実はフォルムの問題!?
【写真特集】今季J1で一番“輝”いた“人”…仲川輝人が待望のA代表デビュー(12枚) https://t.co/srlcnNLr23 #gekisaka #daihyo pic.twitter.com/XkIe962n8W
— ゲキサカ (@gekisaka) December 15, 2019
結果カッコつけではないのでは!?とも言われています。
ネイマール選手や、クリスティアーノ・ロナウド選手世界の一流選手は大体テーピングを巻いています。(メッシは巻いていませんが…笑)
『プロの選手がテーピングを巻いているから自分も巻こう!カッコいいし何かしら効果があるのだろう』という選手はプロ・アマチュア問わず多いかと思います。
もちろん10年前くらいは装飾品を付け試合に出場出来ていたので、昔からの名残であったり、手首に何かを付けていると良いジンクスがあるとか、妻、彼女からブレスレットを頂き手元から外すのは嫌なので代わりにテーピングを巻いて試合に出場する。などといった事も想定できます。
まとめ
<まとめ>
ディマリア まとめに最新版を加えて更新いたしました(´ー`)
ご参考までに…#ポケサカhttps://t.co/3HqbGpWiH2 pic.twitter.com/l72u6HvcMH— タカc@ポケサカ依存症 (@pokesakatakac) December 5, 2019
選手がテーピングを巻いているのは、自分自身のハイパフォーマンス維持する為巻いていると思います。
科学的に立証されていないので、自己満足かもしれませんが選手は誰よりも上手く、強くなり、結果を出したいと願っていると思います。
手首にテーピングを巻くだけではなく選手たちは競技規則の範囲の中で様々工夫してトレーニングを行ったり、試合に臨んでいる思います。
今後どのようなアイテムを使用して選手たちは試合に臨むのかも注目していきたいと思います。