今シーズン『リーガ・エスパニョーラ』で、無敗首位を走るスペインの名門『レアル・マドリード』ですが、欧州CLでは思うように勝てていません。
現在、グループリーグを戦っているレアル・マドリードですが、グループリーグ第1節はフランスの『パリ・サンジェルマン』を相手に0-3で大敗しました。
また、第2節でも『クラブブルッヘ』相手に2-2と勝つことが出来ませんでした。
第1節の相手は強豪のパリ・サンジェルマンでしたが、第2節のクラブブルッヘは欧州の舞台では目立った成績を挙げておらず、誰もがレアル・マドリードの勝ちを予想していました。
しかも、第2節はレアル・マドリードの本拠地『サンティアゴ・ベルナベウ』で開催されていたのです。
欧州CL第2節『レアル・マドリードvsクラブブルッへ』の試合展開
この試合のボール支配率はレアル・マドリードが74%に対してクラブブルッへ(クラブブルージュ)は26%で、シュート数も7本のクラブブルージュに対してレアル・マドリードは4倍近くの27本を打っており、終始レアル・マドリードが優勢な試合展開でした。
しかし、前半にクラブブルージュが、2点を先制して、ハーフタイムを迎えます。
ベンチに戻るレアル・マドリードイレブンにはサンティアゴ・ベルナベウのファンからの大ブーイングが浴びせられていました。
後半開始と同時に、プレーに精細をかいていたクルトワとナチョをベンチへとさげました。
すると後半開始の早い段階でセルヒオ・ラモスのヘディングシュートにより、1点を返すことに成功します。
その後もレアル・マドリードは相手の陣地に攻め込みますが、なかなか決定機を作ることが出来ずに時間が進んでいきます。
このままのスコアで、クラブブルージュが逃げ切るかと思われたが、試合終了5分前にレアル・マドリードはフリーキックを獲得!
このプレーからカゼミーロが同点シュートを決めて、なんとか追いつくことが出来ました。
クラブブルッへ(クラブブルージュ)ってどんなチーム?
愛称:Blauw-Zwart (青と黒)・Club, FCB
クラブカラー:青・黒
創設年:1891年
所属リーグ:ジュピラー・プロ・リーグ
所属ディビジョン:1部
ホームタウン:ブルッヘ
ホームスタジアム:ヤン・ブレイデルスタディオン
さてここで、レアル・マドリードからアウェイで『貴重な勝ち点1』を獲得したクラブブルージュを紹介したいと思いますが、どこの国のクラブかご存知でしょうか?
正解はベルギーです。
ベルギーリーグでは、アンデルレヒトやスタンダール・リエージュと並ぶベルギーリーグを代表する強豪チームです。創立は1891年と古く歴史のあるクラブとなっています。
毎年のように、ベルギーリーグでは上位を争うチームです。
これまでに国内のリーグ戦を15回優勝しています。カップ戦でもベルギーカップを11回、ベルギースーパーカップを15回優勝しているんですよ。
また、欧州CLの前身である欧州チャンピオンズカップの決勝に進出した唯一のベルギーのクラブだそうです。
最近は、『植田直通』や『伊藤純也』などをはじめとする日本人プレーヤーが数多くベルギーのチームに所属しています。
一見するとベルギーリーグは欧州の四大リーグに比べると見劣りすると思われがちですが、ベルギーのFIFAランキングは現在1位です。
国内にも、優秀なベルギープレーヤーが数多くいるんでしょうね。
ベルギー代表の活躍は、よく見られていますので、今後は、クラブブルッヘをはじめとするベルギーリーグのクラブの活躍も期待できると思うので、今後のクラブブルッへの躍進を期待しながら見ていきたいと思います。
ちなみに胸スポンサーは2015-16シーズンから『ダイキン工業』が務めています。
レアル・マドリードはグループリーグ突破出来る?
まだグループリーグが始まって2試合しかたっていませんが、勝利を挙げられていないのは大きな不安要素ですね。
怪我人の影響などで、ベストメンバーを順比できていない面もありますが、レアル・マドリードの絶対的強さというのを発揮出来ていないようだと、グループリーグ敗退も十分に考えられます。
国内リーグでは好調を維持していますので、CLでもまずは1勝をあげて勢いに乗ってほしいと思います。
これが欧州CLだ!
やはり、欧州の最強クラブを決める大会ですね。
出場するまでに、どこのチームも激しい競争を勝ち抜いてきています。
したがって弱いチームなど1つも無いんです。
どこのチームも簡単には勝たせてはくれません。
まとめ
まだまだ欧州CLは始まったばかりです。
今後も、注目カードが目白押しですが、強豪同士ではない試合でも様々なドラマと新たな発見があります。
見逃せない試合だらけで、睡眠不足にならないか心配ですね(笑)