欧州のクラブ最強を決める欧州CLが盛り上がっていますね。
現在はグループリーグの真っ最中です。
グループリーグが全6節ある中で、折返し地点の3節が終了したところです。
レアル・マドリードが無名のチームに引き分けたり、日本代表の南野拓実選手がベストイレブンに選ばれたりと、見どころ満載の大会となっています。
そんな欧州最強のチームを決める大会で、3試合で6ゴールと驚異的なペースでゴールを量産している選手がいます。
バイエルン・ミュンヘンのレヴァンドフスキや、リバプールのサラーを差し置いて得点ランキングトップに君臨する「ハーランド」選手です。
所属チームは、南野拓実選手と同じのレッドブル・ザルツブルグです。
チーム自体は1勝2敗と結果が、出ていない中で大活躍するハーランド選手とは何者なのでしょうか!
ハーランド選手のプロフィール
ハーランド選手の生年月日は、2000年7月21日です。
なんと現在19歳のプレーヤーです。
とうとうサッカー界にも2000年産まれの選手が進出してきましたね。
ハーランド選手はイングランド産まれですが、ノルウェー国籍を取得しておりノルウェー代表にも選出されています。
ノルウェーのブリンというクラブでプロキャリアをスタートさせて、今シーズンよりレッドブル・ザルツブルグに移籍しています。
身長は194センチ体重87キロです。
ハーランド選手のプレースタイル
ハーランド選手の最大の持ち味は、その恵まれた体格を活かしたポストプレーやキープ力です。
欧州CLでは劣勢な試合が多い中で、彼のキープ力がチームを助けているシーンが数多く見られています。
また、長身の選手にありがちな不器用さはありません。
足元の器用さに加えて俊敏性や、ボディバランスの高さもあります。
欧州CLの第三節のナポリ戦では、残念ながらオフサイドにはなりましたが華麗なターンからネットを揺らしています。
ハーランド選手の欧州CLでの活躍
前述した通り、ハーランド選手は3試合で6ゴールを奪っています。
初戦のゲンク戦で3ゴール。
第2節のリバプール戦で、1ゴール。
第3節のナポリ戦で、2ゴールという結果です。
ゲンク戦では、前半だけでハットトリックを達成しています。
これは、10代の選手としては史上初の記録となっています。
また、ゲンク戦は彼にとって欧州CLのデビュー戦です。
デビュー戦でのハットトリックも2004年のルーニー以来の快挙です。
続く第2節でも欧州最強のリバプール戦でも、南野拓実選手のアシストからゴールを決めています。
第3節のナポリ戦でも2ゴールを決めています。
レッドブル・ザルツブルグの欧州CLの得点が11点ですので、半分以上の得点をハーランド選手が決めていることになります。
なにより、チームが劣勢でチャンスが少ない中で結果を、残していることでしょう。
少ないチャンスを確実にものにしているハーランドは、チームにとって頼もしい存在といえます。
ハーランド選手のステップアップ
19歳の若さでこの活躍を欧州のビッグクラブが見逃すわけがありません。
実際に、レッドブル・ザルツブルグの試合には、欧州クラブののスカウトが50人以上が集結したようです。
その中には、バルセロナやマンチェスターユナイテッドのスカウトも含まれているようです。
ハーランドとレッドブル・ザルツブルグの契約は5年程残っています。
しかし、5年を待つことなく彼がビッグクラブに行くことは間違いないでしょう。
レッドブル・ザルツブルグも選手の売却には積極的なチームですから、彼が今大会でブレイクして市場価値が上昇しているタイミングこそ売り時と考えているかもしれませんね。
ちなみに、ハーランド選手の父親もサッカー選手で、マンチェスターシティに所属していました。
マンチェスターシティといえば、マンチェスターユナイテッドのライバルクラブとしても有名です。
このことから、マンチェスターユナイテッドへの移籍は無いという声も聞かれています。
しかし、父親はマンチェスターユナイテッドへの移籍にも前向きなコメントを発表しています。
まとめ
今回は、欧州CLで大活躍中の怪物FWハーランドについてでした。
19歳の若さで大活躍しているハーランドは、今大会でどこまでブレイクするのか楽しみですね。
様々な得点パターンを持っているハーランド選手のプレーは、見ていて楽しいですし相手DFにとっては驚異ですね。
レッドブル・ザルツブルグの決勝トーナメント進出の鍵を握るプレーヤーといっていいでしょう。
また、今大会の活躍次第ではビッグクラブへの移籍もじゅうぶん考えられます。
早ければ来年にもビッグクラブのストライカーとして、欧州CLを盛り上げる存在になっているかもしれません。
欧州CLでは、毎回新たなスターが誕生しています。
今大会におけるニュースターのハーランド選手の活躍に期待したいですね。