今回はプロ野球ならではのエキサイティングでハラハラドキドキ、「サヨナラゲーム」についてまとめてみました!
でもこれからプロ野球ファンになろうという方は「サヨナラゲームって何?」という方もいらっしゃいますよね?
そんな疑問も解決したいと思います。
実は本場のメジャーリーグでもこの「サヨナラ」ゲームは有名なんです。
一体どういうことなんでしょうか。
また大変レアな「サヨナラ」で優勝が決まった試合もご紹介したいと思います。
さらに、サヨナラ勝ちを決めた選手が行う「サヨナラパフォーマンス」や「珍サヨナラ」もまとめていますので、ぜひ最後までお読みください!
「サヨナラ」ゲームってなに?メジャーでも有名?
イチロー サヨナラホームラン
ダル、黒田の投げ合いが注目される中、最後はイチローが劇的に試合を決めた! pic.twitter.com/TJ8FiMeD8y
— 野球画像 (@baseba11gazo) June 26, 2013
サヨナラゲームとは以下のようなゲームをいいます。
サヨナラゲーム(英:walk-off/ウォーク・オフ)とは、野球およびソフトボールで「後攻チームが、最終回または延長回の攻撃において、決勝点を上げると同時に終了する試合」を意味する。勝利チームの攻撃で試合が終わる事から、「さようなら」を略して「サヨナラ」と呼ばれる。
つまりサヨナラゲームが発生する条件は「先攻」「後攻」に攻撃が分かれている野球の試合において、「後攻」チームが最終回(9回、もしくは延長回)の時点で負けている、もしくは同点であることが条件となります。
だからまさに最後の最後に逆転するという、野球ならではのハラハラドキドキが「サヨナラゲーム」なんですね。
たとえ何点負けていても、野球にはサッカーやラグビーのような「タイムオーバー」がありませんから、「最終回」に逆転サヨナラのチャンスが残されているんです!
だから、最後まであきらめずに応援していれば、こんなシーンが見られるかもしれませんよ!
2019年に惜しまれつつも引退した「イチロー」選手のサヨナラホームランです。
球場のファンもベンチのチームメイトも大興奮していますね。
「サヨナラ」はまさに野球の醍醐味なんです。
レアなサヨナラで優勝が決まった試合はある?
左中間へ行ったぞ!?行ったぞぉ!?行ったぞぉー!?今年の近鉄何かが起こった!なんと!逆転!サヨナラ!満塁!ホームラァアン代打北川!これ以上の出来事は無い大阪ドーム!帽子を投げ捨てた北川! 中村走った!北川を出迎えた! しっかりと踏め!しっかりと踏めよ!ちゃんと踏めよ! ホームイーン! pic.twitter.com/3LTcZ2HpTs
— 濱ちゃん (@Dcx8ZW8o0QQDjIg) September 26, 2018
「サヨナラ」勝ちで優勝が決まった試合はけっこうあります!
ハラハラドキドキのサヨナラ勝ち、また歓喜の優勝、どちらも同時に見れるなんてなんだかお得ですよね。
1990年9月8日 巨人優勝 対 ヤクルト
1996年9月23日 オリックス優勝 対 日本ハム
2000年9月24日 巨人優勝 対 中日
2014年10月2日 ソフトバンク優勝 対 オリックス
優勝の上に、サヨナラ勝ち。
ファンにとってはたまらない思い出になりますよね。
でもここでさらにもっとすごい興奮が加わったゲームがあるんです。
それは2001年に優勝した「近鉄」のゲームです。
この年の9月26日、相手はオリックス。
近鉄は勝てば優勝という試合でしたが、9回まで2-5とビハインドを許していました。
歓喜の決定は翌日以降に持ち越しか……、誰もがそう思ってしまう状況の中、奇跡がおこります。
二人連続ヒットで出塁、さらに次打者も四球で出塁、ノーアウト満塁の大チャンスを作ったのです。
そこで代打に起用されたのが北川博敏選手。
「アンパンマン」の愛称で親しまれ、この年は代打の切り札として活躍、シーズン最終版の最も期待のかかる場面でピンチヒッターとして登場。
ツーストライクと追い込まれながらも4球目のスライダーを一閃!
打球は本拠地大阪ドームの最深部に着弾し、プロ野球史上初の「代打逆転サヨナラ満塁優勝決定ホームラン」が生まれたのです。
まさに鳥肌物の瞬間ですよね。
サヨナラパフォーマンスといえばバク転!
ソフトバンクの秋山幸二前監督が西武で現役時代、ホームランを放つと「バク転ホームイン」を披露していた!
いまは、ソフトバンクの明石健志選手が披露している! pic.twitter.com/HhUHMJnvqv— 沢田 健一 (@DgqlHpDQZsEIZgX) August 24, 2019
プロ野球選手の魅力の一つ「パフォーマンス」
ホームランを打ったり、三振を取ったりしたときに行われますが、球場の雰囲気も一気に変わって「これを見るために球場に行く!」なんていう人もいるくらいです。
でも実は「サヨナラホームラン」の時に見れるパフォーマンスがかつてあったのをご存知でしょうか?
それは、「バク転」なんです。
サヨナラでバク転?どういうこと?
まずは百聞は一見に如かず、ということでご覧いただきましょう!
このバク転をした選手は、すでに引退した秋山幸二さんで、西武ライオンズ、ダイエー(現ソフトバンク)ホークスで活躍しました。
元々当時「メジャーリーグに最も近い男」という評価があったくらい身体能力が抜群なんです。
いくらプロ野球選手といっても「バク転」することはなかなか難しいですから、そのポテンシャルのある秋山幸二さんだからこそのパフォーマンスなんですね!
2つ目のホームランが「サヨナラ」のシーンです。
「サヨナラホームランを打ったらバク転する」と公言していて、この動画のものを含めて実際に2回「バク転サヨナラホームラン」披露しています。
なかなか見ることのできない、「レア」なパフォーマンスなんですね。
でも2019年のそのパフォーマンスが「復活」しました。
秋山幸二さんが現役復帰?
いえ、そうではなく現役のソフトバンクホークス、明石健志選手が見せた「バク転」なんです。
これも見事なバク転ですよね。
もともと明石健志選手は、秋山幸二さんに憧れていて「いつかやってみたかった」と後に語っています。
まだ、明石健志選手は現役ですから、この先何回も「バク転」してほしいですね。
「珍」サヨナラはこんなシーン!
昨日の柳田選手の10mサヨナラボテボテ打!
#sbhawks
#ホークス
#柳田悠岐 pic.twitter.com/NaWixgxYbP— シュウ (@SHU_OH89) June 7, 2017
「優勝決定」「代打サヨナラ」「パフォーマンス」など、興奮のシーンを数多く見てきましたが、実はこんな「珍」サヨナラもあるんです。
それは2017年の6月6日、交流戦(対ヤクルト)での出来事です。
試合は1-1のまま延長戦へ突入し迎えた10回裏ツーアウトながらランナー三塁のチャンスを作ります。
打席に立つのは日本を代表するスラッガー柳田悠岐選手。
ホームラン?サヨナラヒット?が期待される場面ですが、実際はどうだったのでしょうか?
豪快なスイングが魅力の柳田悠岐選手のバットから放たれたのは…なんとボテボテの内野安打…。
よくホームランを打たれた後に「ガクッ」と膝をつく投手はよくいますが、打ち取ったこんな打球で「ガクッ」となってしまう気持ちはよくわかりますよね。
まとめ
プロ野球の魅力の一つ、サヨナラゲーム!
サヨナラホームランに優勝決定、レアなパフォーマンスに「ガクッ」とくる珍サヨナラまで、様々なシーンが目白押しでしたね。
これからどんなドラマティックな「サヨナラ」が誕生するのでしょうか
。
みなさんもこれからのその「目撃者」になってください!
最後までお読みいただきありがとうございました。