2019-20シーズンのイングランド・プレミアリーグも開幕してもうすぐ2か月ですね。
すでに、全チーム7試合を消化していますが、ここまでの順位をまとめておきます。
1位 | リバプール | 21p |
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2位 | マンチェスターシティ | 16p |
3位 | レスター | 14p |
4位 | アーセナル | 12p |
5位 | ウェストハム | 12p |
6位 | トッテナム | 11p |
7位 | チェルシー | 11p |
8位 | ボーンマス | 11p |
9位 | クリスタル・パレス | 11p |
10位 | マンチェスター・U | 9p |
11位 | バーンリー | 9p |
12位 | シェフィールド・U | 8p |
13位 | ウルヴァーハンプトン | 7p |
14位 | サウサンプトン | 7p |
15位 | エバートン | 7p |
16位 | ブライトン | 6p |
17位 | ノーウィッチ | 6p |
18位 | アストン・ヴィラ | 5p |
19位 | ニューカッスル | 5p |
20位 | ワトフォード | 2p |
やはり、18/19シーズン最高の優勝争いを繰り広げたリバプールとマンチェスターシティが、今シーズンも強さを見せています。
レスターやウェストハムも、奮闘している印象がありますね。
リバプールとシティ以外のビッグ6は、まだまだ波に乗れていないようです。
今回は、プレミアリーグ優勝の本命・対抗馬・大穴を予想してみます。
ビッグ6とは?
元々は『マンチェスター・U、チェルシー、アーセナル、リヴァプール』がビッグ4と呼ばれていましたが(優勝争いを毎年繰り広げるから)、近年ではその4チームに『トッテナム・ホットスパー、マンチェスター・シティ』を加えてビッグ6と呼ばれています
優勝の本命は?
本命はずばり、リバプールです。
昨シーズンは、マンチェスターシティとの勝ち点差がわずかに1pで、悲願のプレミアリーグ制覇を逃しました。
敗戦はシティとのアウェーゲームのみでしたが、勝ちきれずに引き分けが多かったというのが優勝を逃した理由だと考えられます。
オフシーズンには目立った補強もなくファンからは心配されていましたが、いざシーズンが開幕すると無傷の7連勝スタートと無類の強さを見せています。
開幕戦で、守護神であるGKアリソンが怪我で離脱しましたが、ファンダイクやマティプを中心に、ここまでリーグ最少失点と鉄壁の守備力を見せています。
攻撃力は相変わらずで、フロント3と呼ばれるマネ、フィルミーノ、サラーを中心に破壊力のあるオフェンス見せています。
特に、自ら点も取れ、周りを活かすことにも長けているフィルミーノの存在は日に日に大きくなっています。
また、アンカーのポジションのファーストチョイスになったファビーニョが、チームのバランスを上手く取っています。
今シーズンはここまで苦労する試合も何試合かありましたが、昨シーズンとは違い勝ち切る強さを手に入れたように思います。
あとは、シティとの直接対決で勝てるか、そこに懸かっているでしょう。
優勝の対抗馬は?
対抗馬はもちろんマンチェスターシティでしょう。
ペップ政権4年目でチームも熟成期にあります。
彼らの最大の強みは圧倒的な攻撃力。
サネが怪我のため、開幕から強力なウィンガーを欠いた状態のシティでしたが、それでも、アグエロ、スターリング、マフレズ、B・シルバ、ジェズスと層の厚い攻撃陣は得点を量産しています。
また、インサイドハーフのポジションで攻撃を完結させる役目を果たす、デブライネ、D・シルバはここまで12のアシストを記録しており、彼らの力は敵チームに脅威をもたらし続けています。
チームの司令塔であったフェルナンジーニョの後釜として、アトレティコから獲得したロドリも、早くもシティのサッカーに適応し、アンカーとして素晴らしい活躍を見せています。
ここまでのシーズンも強さを見せていますが、第5節では昇格組のノーウィッチにまさかの敗戦があったように、少しチームにスキがあるのが気になるところです。
今現在、センターバックのラポルトとストーンズが怪我で戦列を離れており、守備にやや懸念があります。
そこで頼りにしたいのは、オタメンディなのですが、アルゼンチン代表CBの危ないパスや軽い守備で失点を招くというシーンがしばしば見受けられます。
まさに、ノーウィッチ戦ではオタメンディの致命的なミスから失点しており、敗戦につながっています。
今はフェルナンジーニョが、本職ではないもののオタメンディとセンターバックのコンビを組み、チームはまた調子を取り戻しましたがリバプールに比べ守備に不安があるのは間違いありません。
ラポルトとストーンズが復帰するまで、オタメンディが守備を引っ張っていけるかがポイントだと思います。
優勝の大穴は?
大穴予想は、チェルシーです。
本来は大穴予想されるようなクラブではないのですが、リバプールとシティが抜けているので、チェルシーという予想になりました。
クラブのレジェンドであるランパード監督1年目のシーズンになります。
昨シーズンまでのエースだったエデン・アザールが移籍し、補強禁止処分を受けているためオフシーズンに補強もできませんでした。
そのため、ランパードは若い選手を積極的に起用していますが、ここまで7ゴールのエイブラハムや3ゴールのマウントといった若い選手が躍動しています。
今シーズンは特に、失点が多いチェルシーですが、ダビドルイスがアーセナルに移籍したこと、リュディガーが怪我で離脱中であること、カンテが怪我続きであまり試合に出れていないことが原因だと思われます。
しかし、今のチェルシーにリュディガーという守備の要が復帰し、チームに攻守の安定感をもたらすカンテが完全復調出来れば、ものすごく怖いチームになります。
ウィリアンやペドロ、ジョルジーニョなど実力者は揃っていますので、カンテとリュディガーの復帰が、チェルシーのカギを握っているでしょう。
まとめ
・本命:リバプール
・対抗:マンチェスターシティ
・大穴:チェルシー
19/20シーズンのプレミアリーグの優勝予想でしたが、総合力が高く最も攻守のバランスが良いリバプールが本命、守備に若干の不安があるもののリーグ1の攻撃力を誇るマンチェスターシティが対抗馬、若手が躍動しており怪我人が復帰するとものすごく怖いチームになるチェルシーが大穴という予想になりました。
ですが、何があるか分からないのがサッカーです。