プロ野球や高校野球で始球式って必ずといっていいほどありますよね。
始球式の歴史というのは意外に古く、なんで始球式が始まったのか知らない方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
始球式は試合前に行われますがテレビでは放送されないこともあります。
本日は始球式にスポットを当てた記事を執筆していきたいと思いますので、読んでいただけたらと思います。
始球式の始まりっていつから?
始球式が空振りになるキッカケになった大隈重信は佐賀県出身バーイ!大河ドラマにしてほしかバーイ!https://t.co/fGIrVyejCehttps://t.co/6fywTsRyoj#チコちゃんに叱られる pic.twitter.com/uYB7m9Socw
— 佐賀県の形のサーガくん🍊佐賀弁LINEスタンプ発売中 (@sagabokkur) April 19, 2019
日本での始球式の歴史は古く明治41年の11月22日にアメリカの選抜チームと早稲田大学の野球部が親善試合を行った時が始まりといわれています。
そこで初めて始球式を行ったのが、皆さんも教科書で観たことがあるかと思いますが、早稲田大学を創設した大隈重信が始球式を行いました。
私の記憶では歴史の教科書に始球式のシーンの写真が載っていたような気がします。
意外に知らなかったという方多いのではないでしょうか?
ちなみにアメリカでは1910年当時の大統領が行ったと言われています。
アメリカらしい理由なのですが肥満気味だった大統領に少しでも運動をしてもらいたかったからという理由があるみたいです。
それで始球式で投げて運動になるかは疑問が残りますね。
始球式はなんで空振りするの?
ガチャピンの始球式可愛かったな。 pic.twitter.com/WIhAuTcMq9
— アポロン@稲穂の心 (@man1101spider) December 31, 2019
それではなぜ始球式で空振りをするようになったのかということですが、先ほど『始球式は大隈重信が初めて行った』と記述しましたがそこでつながりがあるのです。
その時バッターは早稲田大学の学生でした。
その学生からすれば大隈重信はとてもお偉い方になり、大きくボールは逸れましたがその学生は「こんな偉い方のボールをボール球にするわけにはいかないし、打つわけにはいきません!」とわざと空振りをしたのが始まりだと言われています。
今風で言うと忖度したということになりますね(笑)
ここから始まり始球式では空振りをすることになりました。
始球式で打っちゃった選手
新庄が始球式の球打っちゃった時に後ろにいたらしい pic.twitter.com/mN5wIBwUuW
— 北氏 (@kitashiyuka810) October 24, 2018
始球式は空振りをするというのが常識となっていますが始球式で打っちゃった選手もいます。
一番有名なのは当時日本ハムに在籍をしていた新庄選手です。
空振りするのが当たり前ですが新庄選手にはそのような常識は通じません。
小学生が投げた時ですが打ってヒットにしてしまいました。
空振りが当たり前なので逆にこれはこれで心に残るいい思い出になるかもしれませんね。
他にも打った選手は何人かいて川崎宗徳選手だったり柴原洋選手だったりと打った記録は残っています。
なぜかパリーグの選手に多いみたいですが理由まではわかりません。
始球式投げたいけどどうすれば…
川口春奈、ノースリーブ&ミニスカ始球式 自己採点「70点」 pic.twitter.com/kNIenXWw1p
— ゆきちゃん (@marinamiries) January 5, 2020
「始球式で投げたい!」と思う方もいらっしゃると思います。
しかし「どうすれば投げられるの?」と思っている方もいらっしゃると思います。何個か方法はあるのでご紹介します。
まずは芸能人になるというところです。
始球式は芸能人や著名人が投げることが多いです。
よくテレビでも見ますよね。
「芸能人になるなんて無理!一般人は投げられないのか!!」と思っている方安心してください。
球団のファンクラブに入れば投げるチャンスはあります。
ファンクラブサイトで募集がありそこで応募をして、当選すれば投げることができます。
あとはイベントとして地元の少年野球の子供が投げたり、被災地の方が投げたりとイベントはあります。
一番の近道はファンクラブに入ることです。
まとめ
始球式だけでもこれだけの歴史や空振りが始まった経緯など知らなかったことが多くあったのではないでしょうか?
何気なく目にする始球式でも今回の執筆したことを思い出して球場で始球式を見ていただけたら嬉しいです。
始球式はほぼ毎試合やっていますので「今日は誰が投げるのかな??好きな芸能人が来たらラッキーだな!」と楽しみにしながら見てもらえるとより一層野球が楽しめると思います。