オーストリアの名門ザルツブルク所属の南野拓実選手が、欧州CLグループリーグ第2節のベストイレブンに選出されました。
ザルツブルクは、第2節で昨年度王者のリヴァプールと対戦しました。
チームは3-4と敗戦したものの、南野拓実選手は1ゴール1アシストの結果を残して、欧州最高峰の舞台で活躍するそうそうたるメンバーと共に、見事にベストイレブンに選ばれました。
南野拓実選手とはどんな人?
生年月日:1995年1月16日(24歳)
出身地:大阪府泉佐野市
身長:174cm
体重:67kg
在籍チーム:レッドブル・ザルツブルク
ポジション:FW
背番号:18
利き足:右足
歴代在籍チーム
2004-2007:ゼッセル熊取FC
2007-2009:セレッソ大阪U-15(泉佐野市立第三中学校)
2010-2012:セレッソ大阪U-18(興國高等学校)
2012-2014:セレッソ大阪
2015-:レッドブル・ザルツブルク
南野拓実選手は大阪府出身のプレーヤーでセレッソ大阪の下部組織から、トップチームに昇格しました。
セレッソ大阪で3シーズンを過ごした後に、現在のザルツブルクへと移籍しました。
ザルツブルクでは、主にフォワードのポジションで活躍しています。
日本代表としても活躍しており最新の日本代表のメンバーにも選出されて、ワールドカップ二次予選を戦うことが決まっています。
ザルツブルクとは?
オーストリアリーグに所属しているサッカーチームです。
「翼をさずける」でお馴染みのレッドブルが、2005年にチームを買収して「レッドブル・ザルツブルク」として活動しています。
レッドブルに買収される前は低迷していたチームですが、巨額の強化費を費やして、年々レベルを高めてきているチームです。
現在国内リーグでは、9節まで終えて8勝1分と絶対的な強さで首位を独走しているチームです。
ベストイレブンの概要
南野拓実選手の他にベストイレブンに選ばれた選手は、以下の通りです。
GK
ロマン・ビュルキ(ドルトムント)
DF
アクラフ・ハキミ(ドルトムント)
ルクミ(ヘンク)
ムニエ(パリ・サンジェルマン)
MF
セルジュ・ニャブリ(バイエルン・ミュンヘン)
ファン・デ・ベーク(アヤックス)
デニス(クラブ・ブルージュ)
サラー(リヴァプール)
FW
南野拓実(レッドブル・ザルツブルク)
フィルミーノ(リヴァプール)
レヴァンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)
改めて見てみると、南野拓実選手の凄さがわかると思います。
他に選出されているのも、誰もが知っている世界的名選手ばかりです。
更に、グループリーグ第2戦で敗戦したチームから選出されたのも南野拓実選手のみとなっています。
昨年度王者のリヴァプールに真っ向から勝負を挑んで、結果を残したのは素晴らしいですね。
南野拓実選手はビッグクラブに行くのか?
欧州最高峰の舞台で、着実に結果を出している南野拓実選手です。
そこで注目されるのが次なる移籍先ではないでしょうか。
欧州CLにはどこのクラブも新たな逸材を探そうと、スカウトが派遣されています。
現在の活躍を続けていれば、ビッグクラブの獲得競争も激化することが予想されます。
ビッグクラブ移籍への追い風
レッドブル・ザルツブルクというクラブは、選手の売却に積極的な姿勢で有名です。
自チームで育てた選手をビッグクラブへと、売却するというサイクルの中でチームを強化するという経営方針だからです。
これまでにザルツブルクからステップアップした選手は、数え切れませんが最も有名なのが、リヴァプール所属のマネ選手ではないでしょうか。
マネ選手は2012年8月からの、2年間をザルツブルクでプレーしていくつかのタイトルをもたらしています。
その後、サウサンプトンを経てリヴァプールに移籍していますが、現在の欧州最強チームの攻撃を支えるエースとして活躍しています。
マネ選手の他にも、ラツィオに移籍したヴァロン・ベリシャ選手やマルセイユに移籍したドゥイエ・チャレタ・ツァル選手もザルツブルクを経て、ビッグクラブへとステップアップに成功した選手です。
南野拓実選手もビッグクラブへの関心は高く、オファーが来たらすぐにでも移籍したい旨のコメントを発表したこともあります。
おそらく今年の冬の移籍市場での、移籍が濃厚とされていますがどこのクラブが獲得するか注目ですね。
まとめ
今回は欧州CLグループリーグ第2節のベストイレブンに選ばれた南野拓実選手について特集しました。
欧州の舞台で、活躍を続ける南野拓実選手の今後の活躍に注目したいですね。
冬の移籍市場までに、活躍を重ねて自分の価値を高めていくことが出来れば、リヴァプールや、ユヴェントスなどのビッグクラブへの移籍もあるかもしれません。
現在、欧州で活躍している日本人は多いですが、正真正銘のビッグクラブで活躍している日本人は残念ながらいないのが現状です。
25歳という年齢を考えても選手としてビッグクラブへの移籍には、今年が最大のチャンスだと思います。
もちろん南野拓実選手もそれは百も承知だと思いますので、今シーズンにかける思いは強いでしょう。
今後の活躍に注目して冬の移籍市場を騒がせる存在へとなってほしいですね。