スペイン一部リーグといえば、レアルマドリードやバルセロナという世界的ビッグクラブが所属しているリーグです。
また日本人ではエイバルに所属している乾貴士選手や、レアルマドリードからレンタル移籍しているマジョルカの久保建英選手がいます。
そんな世界のトップリーグであるスペイン一部リーグです。
今季も盛り上がりを見せているリーグですが、スペイン二部リーグにも注目が集まります。
かつての日本代表を支えた元10番やエースストライカーが今季よりスペイン二部リーグを戦場としています。
そんなスペイン二部リーグについてまとめました。
スペイン2部リーグ(セグンダ・ディビシオン)の概要
スペイン二部リーグは、文字通りスペイン一部リーグ(プリメーラ・ディビシオン)の下位のリーグです。
スペインのリーグは4つのカテゴリーに分かれています。
その4つのうちの上から2つ目に位置するリーグです。
日本のJリーグ同様で各カテゴリーで昇格や降格があります。
スペイン二部リーグは22チームのクラブで構成されています。
ホーム&アウェイ方式2回総当たりで42節あります。
上位2チームが自動昇格して、上位3~6位のチームによるプレーオフで残りの昇格チームを決めます。また下位4チームは三部リーグへと降格します。
スペイン二部リーグのレベルは?
『香川真司 – WikiPedia』より
スペイン二部リーグといえ、トップリーグに比べてレベルが格段に落ちるとは言えません。
もちろんレアルマドリードやバルセロナといった、強豪と比べると見劣りはします。
しかし一部リーグの中位以下と二部の上位チームではほとんど差がありません。
つまり激しい入れ替えがある競争力の激しいリーグです。
現在、二部リーグで、日本代表の柴崎岳選手が所属するディポルティボは99-00シーズンには、一部リーグで優勝するほどの実力がありました。
そんなチームでも、現在は二部リーグの最下位です。
また、スペイン二部リーグ所属のアルコルコンはスペイン国王杯でレアルマドリードに4-0で勝ったこともあります。
スペインといえばレアルマドリードやバルセロナといったチームの知名度が高いです。
しかし、日本人にはあまり知られていないチームでも、高い実力を持っているチームは数多くあります。
スペイン二部リーグの給与は?
https://twitter.com/S_Kagawa0317/status/1187833164623962112
スペイン一部の平均給与が2億円程度です。
残念ながら二部リーグの平均給与の詳しい数値はわかりません。
スペイン二部のサラゴサに移籍した香川真司選手の年棒が推定4700万円です。
香川真司選手が二部リーグの中では年棒を多く貰っていると仮定すれば、スペイン二部リーグの平均はJ1の2000万円と同じか少ないと思われます。
香川選手はマンチェスターユナイテッドに所属していた時は10億円以上の給料を貰っていたので、比べてみると大幅な年棒ダウンですね。
やはりトップリーグではないので注目度も低いし、リーグからの分配金も少なく経営難に陥るクラブもあるみたいですね。
今季の日本人選手の活躍
『柴崎岳 – WikiPedia』より
香川真司選手は新加入ながら開幕よりレギュラーとして活躍していました。
第二節のポンフェラディーナ戦では移籍後初ゴールを挙げるなど、二部リーグの中では格の違いを見せつけていました。
しかしチームの低迷と自身のケガにより、パフォーマンスは低下しています。
まだまだ新チームで絶対的な信頼をつかんでいるとは言い難い状態です。
コンディションを整えてまた活躍してほしいですね。
移籍問題で、マラガに契約解消されて、ウエスカへと移籍した岡崎慎司選手は、リーグ途中より定位置を確保して活躍しています。
加入後すぐはゴールに恵まれない時期が続いていましたが、第8節で初ゴールを挙げてからは、2試合連続ゴールなどの活躍で得点を重ねています。
最後は現役日本代表の柴崎岳選手です。
柴崎選手は昨季までは一部リーグで活躍していました。
カテゴリーを一つ落としてのシーズンです。
開幕戦からスタメンで出場を続けていましたが、チームは最下位と低迷しており、自身も出場機会に恵まれないという不本意なシーズンを送っています。
今後の巻き返しに期待が向けられます。
まとめ
今季より多くの日本選手が活躍の場に決めたスペイン二部リーグについてでした。
日本代表のエースだった香川真司選手や現日本代表の柴崎岳選手でも簡単には活躍できないのがスペイン二部リーグです。
やはり、リーグレベルにおいても日本との差を感じざるを得ない部分がありますね。
特に柴崎岳選手は今後も日本代表の中心選手としての活躍が期待されるだけに、所属クラブで活躍してほしいですね。