ラ・リーガ

久保建英はメッシ&ロナウドに次ぐスターになれるのか?リーガで輝きを放つ期待の若手たち

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リーガ・エスパニョーラは今シーズン、様々な話題と共に開幕を迎えました。

リーガの試合を
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アザールのレアル加入、グリーズマンのバルセロナ加入、ジダンの監督復帰、ネイマールの去就など。

これらに加えて、開幕から9節を消化した現時点では各クラブの若手の活躍にも注目が集まっています。

日本のサッカーファンとして最も気になるのは久保建英の活躍ですが、それ以外の選手の中にも既に華々しい活躍を見せている若手が何人もいるのです。

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次々にスターを失うリーガ

リーガ・エスパニョーラ(略称:リーガ)では現在、多くのスター選手たちが活躍しています。

しかし、数年前と比べるといささか見劣りする感もあります。

要するに、リーガからスター選手が少しずつ減っているのです。

例えばバルセロナで言えば、シャビの引退、セスク、バルデス、イニエスタ、ネイマールの移籍といったことがここ数シーズンの間に起こっています。

あるいはレアルマドリードで言っても、カシージャス、エジル、ディ・マリア、モラタ、クリスティアーノ・ロナウドなどが相次いで他国のリーグに移籍しています。

他国のリーグにスター選手が移籍するということは必然的に、リーガからスターが減って、その分だけ他国にスター選手が増えているということを意味します。

そして、スター選手が減れば当然所属チームの戦力もダウンし、それによってリーグ全体のレベルの低下にも繋がります。

現に、昨シーズンのCLにおいては実に5年ぶりに決勝の舞台からスペインのチームが姿を消すことになりました

もちろん。このことだけをもってリーガのレベルが明らかに低下しているというつもりはありません。

しかし、ここ数シーズンでスター選手の数が減少していることは間違いないでしょう。

注目が集まる各クラブのスター候補たち

ここ数年でスター選手が他国のリーグに移籍したことに加えて、今シーズンはメッシが怪我の影響でシーズンの開幕に間に合いませんでした

こうしたこともあり、リーガではここまでスター選手に対してよりも時代のスター候補と目される若手選手に注目が集まっています。

アンス・ファティ

その筆頭は何と言ってもバルセロナに所属するアンス・ファティでしょう。

若干16歳のFWは既にトップデビューを飾っており、それどころか僅か5試合の出場機会のみで2得点を記録しています。

しかも、先発出場はその内1回だけですので、いかに決定力の高い選手であるかが窺われます。

ただ、冷静に考えてみると16歳でトップデビューを飾るということがそもそも偉業と呼べることですし、既に得点を記録しているということまで考えれば、これはまさにスター候補と言わざるを得ません。

また、今シーズンはバルセロナの宿命のライバルであるレアルマドリードでも衝撃的なデビューを飾った選手がいます。

ロドリゴ・ゴエス


ロドリゴ・シウバ・デ・ゴエス – wikipediaより

それが、18歳のロドリゴ・ゴエス(通称ロドリゴ)です。

現時点ではまだ1試合の出場に止まっていますが、その試合で途中出場ながら既に得点を記録しています。

ポジションがアザール、アセンシオ、ヴィニシウスなどと重なっているため出場機会は限られていますが、衝撃的なデビューを飾ったことから今後の活躍に期待が高まっています。

何と言っても、「レアルマドリードに所属している攻撃的なポジションの18歳の選手」ということでは日本の久保建英と全く同じ要素を持った選手ですから、久保の比較対象、あるいはライバルとしても非常に興味深い選手です。

ジョアン・フェリックス


ジョアン・フェリックス – wikipediaより

そしてこの2選手に加えて、今シーズン最も活躍が見込まれているとも言える選手がアトレティコマドリードの19歳、ジョアン・フェリックスです。

アトレティコに加入する以前からクリスティアーノ・ロナウド2世と評されたフェリックスは、10代の選手としては現在リーガで最も活躍していると言っても過言ではありません。

プレシーズンでの怪我で一時は開幕には間に合わないと予想されたものの、蓋を開けてみれば開幕から全試合に先発出場しています。

しかも、ファティやロドリゴよりもMFとしての役割に重きを置きながら既に2得点を記録しています。

1億ユーロの移籍金で鳴り物入りで加入したわけですが、ここまでは十分に周囲の期待に応えていると言っていいでしょう。

現時点での能力や経験値だけで言えば、このジョアン・フェリックスが最も時代のスターに近い位置に居ると言えます。

久保建英はスターの道を歩めるのか?


久保建英 – wikipediaより

ご存知のように、久保建英は現在レアルマドリードからのレンタル移籍でマヨルカ(マジョルカ)に所属しています。

欧州の強豪クラブでは最早定番になっている武者修行とも言える移籍です。

久保はこのマヨルカで現在のところ前8試合中2試合に先発出場し6試合に途中出場しています。

ここまでの総プレー時間は350分を超えていますが未だに得点は生まれていません

この時点の結果に限って言うと、上記の3選手とは少し水をあけられた感もあります。

しかし、久保にとっては現在の状況はいささか不幸な面もあります。

と言うのも、現在所属しているマヨルカは8節終了時点で降格圏の18位に沈み、得点は少なく失点は多いというチーム状況なのです。

率直に言って、ここまで酷い状態では久保1人が奮闘したからと言ってどうにかなるという問題ではありません。

それどころか、久保が試合に出てもほとんどパスが回ってこないという状況なのです。

従って、久保が今後活躍するためには彼個人の努力にも増して、チームの戦い方が大幅に改善される必要があるということになります。

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メッシ&ロナウド時代の終焉

リーガでは約10年にも渡って、メッシとロナウドがライバルクラブの両エースとして君していきました。

この両選手は名実共にリーガ、ひいてはサッカー界全体のスター選手だったわけですが、ロナウドがユベントスに移籍したことによって一時代が終焉を迎えました。

また、ここ数年はパリサンジェルマンやマンチェスターシティといった莫大な資金力を誇る他国のクラブにスター選手が次々と移籍する傾向にあります。

そうした状況の中で、ある意味でリーガはスター不足とも言える状況にあるわけですが、このような状況だからこそ、将来のスター候補と目される若手選手の活躍には期待が膨らみます。

丁度、かつてのリーガでビジャ、メッシ、セルヒオ・ラモスといった自国クラブ出身の選手がスター街道を歩んだように、今後新たなスター選手が誕生する日も遠くは無いのかもしれません。

まとめ

今シーズンのリーガでは、いつになく若手選手の活躍が注目されています。

バルセロナのアンス・ファティ、レアルマドリードのロドリゴ・ゴエスはそれぞれ既に得点を記録しています。

日本での注目度の高い久保建英も既にリーグ戦での出場を果たし、スタメン出場の機会にも恵まれています。

彼らはいずれも時代のスター候補と目されている選手ですので、今後のさらなる活躍に期待が膨らみます

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パンダ先生
パンダ先生
久保建英選手のゴールが早く見たいですね
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