ブンデスリーガ

苦戦が続くブレーメンに頼れる男が帰ってきた!戦線復帰の大迫がいきなりアシストを記録

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ヴェルダー・ブレーメンは昨シーズン、ブンデスリーガで8シーズンぶりに勝ち点50の大台を超え8位に滑り込みました。

しかし、今シーズンは開幕前の主力の移籍や怪我人の多さもあって、ここまで12位に低迷しています。

そんな中、苦戦続きのブレーメンに頼れる男『大迫勇也』が帰ってきました。

リーグ復帰戦でいきなり結果を残した大迫は、果たしてチームの順位を押し上げることができるのでしょうか?

ヒヨコちゃん
ヒヨコちゃん
頼れる日本代表が復帰しました
パンダ先生
パンダ先生
半端ないゴールに期待だね
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6試合ぶりに復帰を果たした大迫


昨シーズンからブレーメンに所属する日本代表大迫勇也は、ブンデスリーガ第4節ウニオン・ベルリン戦で負傷して以降、試合から遠ざかっていました。

この間、ブレーメンは公式戦6試合を消化し日本代表も2試合を行いましたが、いずれの試合にも大迫は怪我の影響で出場できませんでした

そんな彼が戦線復帰を果たしたのが10月30日に行われたDFBポカール2回戦のハイデンハイム戦です。

現地のメディアでは、この試合で大迫が先発として戦線復帰を果たすのではないかという予想がありましたが、監督の配慮もあって後半68分からの途中出場となりました。

この試合で大迫はチャンスに絡むことこそできませんでしたが、1つ1つのプレーを見る限り、既にコンディション的にはほぼ万全の状態にあることが分かりました。

試合は、ラシカ、ビッテンコート、クラーセン、フリードルのゴールでブレーメンが快勝しベスト16入りを果たしました。

リーグ復帰戦でいきなりのアシスト


11月2日、ブンデスリーガ第10節のブレーメン対フライブルク戦が行われ、大迫はこの試合でリーグ戦復帰を果たしました。

カップ戦では途中出場でしたが、この試合ではスタメンで起用されました。
試合は開始9分にいきなり動きます。

ハーフウェイライン手前で自陣からのパスを受けた大迫が相手MFに体をぶつけられながらも上手く反転し、左サイドを駆け上がったラシカにスルーパスを送ります。

すると、これを受けたラシカがゴールキーパーとの1対1の状況で冷静に右足を振りぬき、ブレーメンがいきなり先制点を上げます。

大迫はこのプレーでアシストを記録しました。

大迫のチャンスメークはこれだけでは終わりません。

先制点が入った後もブレーメンのチャンスのほとんどに関与し、オフェンスを活性化させていくのです。

そして、59分に生まれたセラシエのゴールにも大迫がポストプレーで貢献します。

ゴールこそ上げられなかったものの随所に効果的なプレーを見せ、復帰戦でいきなりアシストも記録しました。

終了間際にフライブルクのペーダーセンに劇的な同点弾を献上してしまい復帰を勝利で数ることはできませんでしたが、大迫個人としては上々の再スタートが切れたのではないでしょうか?

ブレーメンは現在、大型FWのニクラス・フュルクルクが怪我の影響で戦線を離脱していますので、ポストプレーに定評のある大迫の復帰はチームにとって間違いなくプラスになるはずです。

メディアが称賛し監督が信頼する大迫勇也


今回の復帰戦に関して、ドイツのメディアは概ね好意的な評価を与えています。

例えば、「キッカー」は「大迫の復帰はすぐに功を奏し、クレバーなパスでラシカを走らせた」と評しており、「ダイヒシュトゥーベ」は「最初の数分はぎこちなかったが、ブレーメンの攻撃陣に好影響をもたらすことはすぐに分かった。ラシカの1-0のゴールをお膳立てし、良いチャンスもあった」と伝えています。

また、ブレーメンを率いるフロリアン・コーフェルトは日本の万能FWに対して全幅の信頼を置いています。

これまでも度々大迫に対する信頼を口にしてきた同監督ですが、今回も「彼がプレイしていなかった時と比較しても、これは最高のカムバックだ」「絶対的なキープレイヤー」と讃えています。

大迫の存在が、現地でいかに高く評価されているかがこれらのことによってよく分かります。

そして、からのチームにおける重要性に関しては記録としても出ています。

一番分かりやすいのが、大迫が負傷で戦線を離脱して以降のブレーメンの成績です。

ブレーメンは今シーズン、大迫が離脱する第6節の終了時点で既に2勝を挙げていました。

しかし、それ以降(つまり大迫が離脱して以降)はリーグ戦で一度も白星を手にしていないのです。

これだけを見ても、大迫の存在がいかに重大かが分かるはずはずです。

ちなみに、2日のフライブルク戦でも、相手の同点ゴールは大迫の途中交代後に生まれました。

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日本代表でも待たれる大迫の復帰


ブレーメンではカップ戦・リーグ戦で復帰を果たした大迫ですが、日本代表で彼の姿を見れるのはもう少し先のことになりそうです。

怪我の影響でワールドカップアジア2次予選のモンゴル戦とタジキスタン戦で召集を見送られていた大迫は、今回のキルギス戦とベネズエラ戦でも選外となっています。

これには、もちろん復帰後間もないということが影響していますが、今回の連戦はテストの意味合いが強いということも関係していると思われます。

ただ前回の連戦、そして今回の連戦においても大迫の代役を務められる選手は見当たらないため、代表においても彼の一刻も早い復帰が待たれます

EAFF E-1サッカー選手権に海外組の選手が召集されるとすれば、同大会の開幕戦である中国戦が代表復帰の初戦となるでしょう。

まとめ

ブレーメンは今シーズン、ブンデスリーガでは中々勝ち切れない試合が続いています。

苦戦の原因は何と言っても、チームのキープレーヤーである大迫勇也の負傷による戦線離脱です。

怪我の影響で公式戦6試合に欠場した大迫ですが、ようやく11月2日のフライブルク戦で復帰を果たし、いきなりアシストを記録しました。

これからの巻き返しに向けて、日本の万能FWの存在ブレーメンにとって非常に大きな武器となるはずです。

ヒヨコちゃん
ヒヨコちゃん
大迫選手の益々の活躍を期待しています
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