ラグビーW杯

日本が金メダル候補!?もう1つのラグビー「セブンス」と「ウィルチェアーラグビー」を知っていますか?

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大成功で終わった日本開催のラグビーワールドカップ。

しかし、もうひとつのラグビーといえる『7人制ラグビー』も行われる東京オリンピックまで1年を切りました

15人制ラグビーの今大会ワールドカップでも、日本代表はベスト8と躍進を遂げましたが、セブンスこと7人制ラグビーでは、日本代表はメダルの可能性もあるとまで言われているのです。

また、オリンピック後に開催させるパラリンピックでは、さらにもうひとつのラグビー『ウィルチェアーラグビー』もあります。

今回は、もうひとつのラグビーについて詳しく見ていきましょう。

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東京オリンピックには7人制ラグビー「セブンス」がある

オリンピック種目にもラグビーがありますが、オリンピックでのラグビーは「セブンス」と言われる7人制ラグビーになります。

例えばサッカーの場合、オリンピックでは年齢制限が加えられるだけですが、ラグビーは根本的に違います。

今回のラグビーワールドカップのような通常では、15人(フォワード8人、バックス7人)の40分ハーフ(前後半計80分)になりますが、オリンピックのラグビー(セブンス)は、7人(フォワード3人、バックス4人)の7分ハーフ(前後半計14分)になります。

どちらも同じ広さのコートを使用しますので、セブンスになると人数も少なくなりよりスピーディーなプレイが勝負の鍵を握るわけです。

また、時間も圧倒的に短いのもポイントですね。

他にも細かいルールの違いはありますが、誤解を恐れずに一言で言ってしまえば『観やすいラグビー』と言って良いでしょう。

このセブンス、日本代表にとっては有利なのです。

ラグビーワールドカップでも発揮していましたが、日本の武器はスピードでしたよね。

セブンスでは、フィジカル(パワー)重視の15人制ラグビーに対して、スピード重視なので体格ではやや劣る日本人に分があるわけです。

現にワールドカップでもMVP級の活躍をした福岡堅樹選手やレメキ選手などはセブンス日本代表にも選ばれていますし、激しいスクラムとかは少ないので『女子セブンス』もあります。

スピード重視ということで、松島幸太郎選手やリーチマイケル選手などの待望論もありワールドカップの歓喜が再び日本の地で見られるかもしれません。

なお、セブンスワールドカップが12月に開催されますので、どんなメンバーが日本代表に選出されるのか注目しましょう。

15人制ラグビーと7人制ラグビーの違い

7人制ラグビー(セブンス)をより楽しむために、基本的ルールを覚えておきましょう。

前述どおり、セブンスは7人(フォワード3人、バックス4人)の7分ハーフ(前後半計14分)になります。ピッチの広さは15人制ラグビーと変わりありません。

また、トライ後ですが、15人制はトライされたチームからリスタートしますが、セブンスはトライしたチームがリスタートするため、より攻撃的な展開が期待できます。

15人制ラグビーでは、モール、ラックといった密集プレーで、にわかファンだと何をやっているのか分からない時間があるものですが、セブンスは密集プレーが少なくボールをパスやキックで繋ぐプレーが多いため観やすく分かりやすいわけです。

また、日本代表になる外国人の基準も同様なので、セブンス日本代表も多国籍軍です。

ブレイブブロッサムズが魅せてくれたスピードや運動量があれば、地元の地の利もありますし、ワールドカップのようにお客さんの大歓声もあります。セブンス日本代表は金メダルも夢ではないのです。

そして男子だけでなく女子セブンスもあります。

男子、女子セブンスを東京オリンピックでは応援しましょう。

東京パラリンピックには、ウィルチェアーラグビーがある

ウィルチェアーラグビーというものをご存じでしょうか?

ウィルチェアーと言われるとピンと来ないですが、「車いすラグビー」のことです。

2020年東京パラリンピックでも正式種目になっているウィルチェアーラグビー、四肢に麻痺のある障がい者が車いすで競技する障がい者スポーツです。

車いすのままタックルが許されているのでその衝撃は計り知れないほど、まさに車と車がぶつかり合っているわけですから金属の衝撃音が鳴り響きます

コートは芝のピッチではなくバスケットコートを使用、試合は1ピリオド8分、4ピリオドで行います。

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ウィルチェアーラグビー日本代表は世界選手権で優勝!パラリンピック金メダル候補!

実は、ウィルチェアーラグビー日本代表は、パラリンピックでも金メダル候補と目されているほど強豪チームなのです。

パラリンピック前大会のリオパラリンピックでは、日本代表は銅メダル(3位)、2018年に開催されたウィルチェアーラグビー世界選手権では常勝軍団だったオーストラリア代表を破り優勝を飾っているのです。

また、ラグビーワールドカップと同時期に東京で行われていた、ウィルチェアーラグビーのワールドカップ、ワールドチャレンジ2019でも日本代表は3位とパラリンピックが期待される結果を残し続けています。

今のラグビーワールドカップの熱をそのままに、地元開催ですし、衝撃度マックス!ウィルチェアーラグビー日本代表も皆で応援しましょう。

まとめ

「金メダル候補!もうひとつのラグビー」についてお送りしました。

15人制ラグビーもルールはそこまで分からなくても盛り上がっていた「にわかファン」が増えましたが、今回紹介した7人制ラグビー(セブンス)やウィルチェアラグビーもにわかファンであっても楽しめるものです。

2020年、オリンピック、パラリンピックは日本開催。せっかくの地元開催ですし、盛り上げて金メダルを勝ち取りましょう。

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