みなさんは、サッカー観戦するときに注目するポイントはありますか?
両チームの戦術や、監督の采配に注目する人もいますよね。サッカー観戦の楽しみ方は人それぞれです。
ただサッカー観戦する人の全員が注目するポイントもありますよね。
ずばり、「ゴール」の瞬間です。
サッカーは点を取り合うスポーツですので、ゴールの瞬間こそが盛り上がります!
歓声と悲鳴が入り混じったどよめきは、日常では味わうことが難しいです。
だからこそゴールの瞬間の感動や興奮はやみつきになってしまう中毒性すら感じます。
現在は、サッカーを観戦する人も増加傾向にあります。
サッカーをしたことはないけど見るのは好きという人もいます。実際にスタジアムに行ってみると、ユニフォームを着て応援している様々な人がいます。
しかしサッカーをしたことがない人からよく聞くのが「サッカーは点がなかなか入らないからつまらない」という声です。
確かにサッカーの試合は90分で行われますが、ゴールの数は両チーム合わせて、2・3点といった試合が多いですね。Jリーグのデータを見ても一試合平均の得点数は2.7~3.2程度の範囲で推移しています。
両チームがノーゴールで終わる試合も珍しくありません。
せっかくゴールを楽しみに観戦に来た人はガッカリしてしまいますよね。
また、ゴールの瞬間を見逃したとあればショックは倍増です。
そこで、今回はゴールが入りやすい時間帯やパターンをまとめました。
得点が入りやすい時間帯
柏 13-1 京都
京都が90分無気力試合したわけではなく、京都のシュート数も15本以上。
J1昇格プレーオフのために勝つしかない状況、攻めに行くしかない状況、撃ち合い覚悟を選択した状況、これによって個人能力が際立つ柏側がカウンターで次々に奪い13得点を奪う歴史に残る試合記録を成し遂げた。 pic.twitter.com/urucNzaGGc— 中坊 (@tyuu__bou) November 24, 2019
まずは、時間帯です。
サッカーで得点が入りやすい時間帯は3つあります。
試合開始直後
【11年前の今日】
2007年8月18日 甲府 1-4 浦和
国立競技場で行われた一戦。浦和は試合開始早々に田中達也のゴールで先制すると、永井雄一郎と鈴木啓太が追加点を奪い、前半だけで3得点。後半開始直後に1点を返されるも怯まず、その20分後に再び田中がゴールを奪い勝負を決めた。 #urawareds pic.twitter.com/XJUZgP4BfM— URAWA MAGAZINE (@Uramaga) August 18, 2018
1つ目は試合開始直後です。
試合開始直後というのは、試合モードに入り切れていない選手が多いです。
つまり何でもないプレーをミスしてしまい、ゴールに結びつくことが多いです。
また、相手チームの戦い方を把握する前にゴールが生まれるパターンもあります。
前半・後半の20分~25分
2つ目は前半・後半の20分~25分です。
この時間帯は中だるみの時間といわれています。
前半の折り返し地点や後半の折り返し地点であるこの時間帯も選手の集中が切れやすく、ゴールが生まれやすい時間帯です。
特に両チームがノーゴールの膠着状態でこの時間帯を迎える時にゴールが生まれる確率が上がると言われます。
試合終了間際
3つ目は試合終了間際です。
試合終了間際というのは、サッカーの試合で一番ゴールが生まれやすい時間帯です。
要因としては「疲労」が一番大きいですね。
90分間、走り続けて体力は限界です。
そんな体力が限界の選手と途中交代のフレッシュな選手が張り合ったら、どっちが優位かはわかると思います。
このようなミスマッチが起きざるを得ないので、守備側からすると隙ができやすく、得点に結びつくことが多いですね。
もう一つの理由としては、負けているチームが攻撃に選手の数をかけることです。
試合終了間際に負けているチームは、守っている場合ではないので、なりふり構わず攻めますよね。
攻撃に力を使っている分、得点は生まれやすいです。
逆に攻撃に力を入れている分、カウンターなどで勝っているチームがダメ押し点を入れることも多いです。
試合終了間際というのは、勝っているチームにも負けているチームにもゴールが生まれやすい要因が揃っているので、見逃し厳禁な時間帯ですね。
得点が入りやすいパターン
— サッカー日本代表 (@jfa_samuraiblue) November 2, 2019
ここでは、得点が生まれやすいパターンやシチュエーションについて述べます。
攻守が入れ替わった瞬間
まず、注目していただきたいのは「攻守が入れ替わった瞬間」です。
ボールの保持チームが入れ替わって、攻守が入れ替わった直後は見逃し厳禁です。
攻守が入れ替わった直後の守備側のチームは、守備隊形が整っていません。
守備隊形が整っていないときには、攻撃側にフリーの選手が出てきやすいです。
つまり守備隊形が整うまでに攻め切ると得点に繋がりやすいです。
特に相手ゴールの近くでボールを奪ったときは大チャンスなので、ゴールを期待してください。
セットプレー
2つ目はセットプレーです。
コーナーキックやフリーキックといったセットプレーもゴールが期待されます。
チームによって数値は変動しますが、得点の半分程をセットプレーから奪うチームもあります。
セットプレーは止まった状態から行えますので、蹴る側のチームは事前に練習したプレーのパターンから選択することができます。
つまり、攻撃側が有利になります。
エースストライカーがボールを持った時
3つ目は「ストライカー」に注目してください。
どのチームにも大抵一人はいます。
チームの得点源になる選手です。
わからなければどの選手が一番得点しているかを試合前にネットで調べましょう。
もちろんその選手が得点を挙げるとは限りません。
しかし、得点を挙げる可能性は他の選手より高いです。
試合中に「ストライカー」の選手がボールを持った時や、ボールが渡りそうな時にも注目してください。
まとめ
今回は、サッカーの見どころであるゴールについてでした。
ゴールが生まれやすい時間帯やパターンを知りながら観戦すると、これまでとはまた違った楽しみ方ができると思います。
そしてみんなでゴールの瞬間を共有して盛り上がりましょう。