皆さんは「F1(フォーミュラ1)」というモータースポーツをご存知でしょうか。
時速300キロを超えるモンスターマシンのような、一人乗りの競技用となるクルマで戦う「ハイスピードバトルレース」です。
普通の日常生活では考えられないような音速の速さでサーキット場を駆け抜けるクルマを操るドライバー達の熱きバトル、知りたくないですか?
只今、F1の傘下カテゴリーにあたる「F2(フォーミュラ2)」と併せて、インターネット動画配信サイトである「DAZN(ダゾーン)」にてレースの生中継が配信されています。今回は「F1」「F2」の魅力について紹介していきます。
市販されているクルマと同じ排気量のクルマで時速300km
Late on the brakes from Giovinazzi and Perez down to the hairpin at Turn 11 👀
And @SChecoPerez roars past on his way to a P10 finish from a pit lane start 👏#USGP 🇺🇸 #F1 pic.twitter.com/R3cYvdhFfr
— Formula 1 (@F1) November 4, 2019
F1やF2で用いられる「フォーミュラカー」というクルマは、車体に空気の抵抗を抑える為のウイング(羽根)が多数付けられており、車体を上から見て真ん中に一人乗りシート、ハンドルといったコックピットが置かれ、車体後方にはエンジンが積まれた「戦闘機」です。
エンジンは市販のコンパクトカーとほぼ同じ1.6リッター、V型6気筒に、ターボチャージャー、回生用のバッテリーが搭載されて「パワーユニット」と呼ばれています。
到底、一歩でも操縦を誤れば命の危険にも晒される、世界一過酷で危険なスポーツと言っても良いでしょう。
直線が長いサーキットではあっという間に時速300キロを超える戦いにドライバー達は身を寄せて戦っています。
個性の強いドライバー達
Never give up on your dreams guys. Keep believing. Keep fighting. pic.twitter.com/IWjisULZwb
— Lewis Hamilton (@LewisHamilton) November 4, 2019
かつて1980年代後半から90年代前半まで、アイルトン・セナ選手というブラジル人ドライバーが「スーパースター」としてF1でチャンピオンに輝く等華やかであり、地上波テレビ局でも生中継する程の「F1ブーム」がありました。
今は地上波局で取り上げられる事が減り、DAZNのような有利配信サイトでレースの模様を観る事が大半となってしまいましたが、参戦しているドライバー達は一癖も二癖もある選手達が揃っています。
現在2年連続ワールドチャンピオンとなっているイギリス国籍ドライバーの「ルイス ハミルトン」選手は「メルセデスAMG」チームのエース。2019年シーズンも第17戦終了した時点で9回もレースで勝利しポイントランキングでトップに立つ難攻不落の王者です。
対抗馬として、同じメルセデスチームより参戦しているフィンランド国籍「バルテリ ボッタス」選手、「フェラーリ」チームより参戦しているドイツ国籍「セバスチャン ベッテル」選手ら世界の強豪ドライバーが揃います。
そして、若手ドライバーで将来のチャンピオン獲得が期待出来る「レッドブル」チームのオランダ国籍「マックス フェルスタッペン」選手も今季2回レースで優勝を果たしており、要チェックすべき選手です。
「日本代表」ホンダの活躍にも注目
The finish line is never the end 🏁
ゴールは、まだ先にある#PoweredByHonda pic.twitter.com/YwN6kAf4VE— Honda Racing F1 (@HondaRacingF1) October 8, 2019
今現在は残念ながら、日本国籍のF1ドライバーは参戦しておりません。
その代わりではありますが、日本の自動車メーカーである「ホンダ」が2015年よりF1にパワーユニット(エンジン)をチームに供給する側で参戦しています。
2018年より、レッドブルチームの兄弟チームである「トロロッソ」チームと提携、2019年シーズンはレッドブルチームと提携を始めて参戦しています。今季は前述のフェルスタッペン選手の活躍で前回参戦時の2006年以来13年ぶりのホンダにとってレースでの優勝を果たしました。
今季は惜しくもチャンピオンに届きそうに無いですが、2020年以降の更なる活躍に期待大です。
F2→F1を目指す日本の若武者がいる?
Victory at monza🏆…🇮🇹
Thank you so much for the support, big thx to @carlinracing And yes, we all raced for Anthoine today. This is for you from all of us my friend @anthoineh @fiaf2championship pic.twitter.com/o1ddycPY4z— Nobu MAT | 松下信治 (@Nobu_Mat13) September 7, 2019
傘下カテゴリーである「F2」に目を向けると、ホンダが日本国籍F1ドライバー育成の為にサポートしている、「松下信治」選手が参戦しています。
松下選手は過去に数シーズン「GP2」(F2の名称が変わる前の呼称)に参戦していましたが目立った結果を残せず、2018年シーズンは日本へ帰国し国内のフォーミュラレースに参戦。
しかし、ホンダ側や関係者への積極的なアピールが実り再び2019年より海外へ。F2に名門「カーリン」チームより参加しています。
F1と違い、参加しているドライバーは同じ条件のクルマを使用してレースをしている為、ドライバーの腕が左右するF2。その中で松下選手は最終戦を残しポイントランキング6位。
F1に参戦する為に必要な資格を獲得する為にはかなり厳しい状況です。
それでも、日本国籍のドライバーが活躍する場面を海外のレースで観れる事は嬉しい事ですし。夢を応援してあげたくなります。
まとめ
如何でしょうか。F1とF2、モータースポーツは生死をかけた危険と隣り合わせでもその中で戦い抜くドライバー達の「熱い物語」です。
ホンダの活躍や、松下選手のF1参戦を目指すエピソード等見所が満載です。
また、ライバル達も外国籍俳優のようなイケメンや、腕の優れた一人前のドライバーが多数参戦しています。
通常、日本の三重県鈴鹿市で年一回F1のシリーズ戦で行われますが、東京在住の方が現地観戦しようとするものなら10万円出しても済まないと言われています。
DAZNでは、月額1890円、NTTドコモのスマートフォンを契約していれば半額で、F1とF2が気軽に視聴出来ます。勿論、野球やサッカー等と纏めて観られます。
野球やサッカーが目的であってもついでとして、F1を視聴すれば楽しんでハマる事間違えないと筆者は推します。
新規登録なら一ヶ月月会費無料ですし、是非一度ご覧になっては如何でしょうか?