バスケットボール選手で身長の高い選手は、リバウンドもとれるし有利なのではないかと考える人は少なくありません。
確かに、身長が高い選手は低い選手に比べて有利な部分は多いですが、バスケットボール界には身長が低くても活躍している選手が沢山います。
現在のBリーグにおいて、身長が低くて注目されている選手と身長が高くて注目されている選手は誰でしょう。
現在、NBAで活躍する八村塁選手の身長や過去に最も身長の高かったバスケットボール選手も含めて紹介します。
身長が低くて注目されているBリーグの選手は?
❄️オールスター特集❄️
富樫勇樹、Bリーグオールスターでは「折茂さんとのマッチアップに注目してほしい」https://t.co/zF1Mw5iu28
千葉ジェッツの富樫が、Bリーグオールスター2020へ向け意気込みを語りました。#Bリーグオールスター #chibajets pic.twitter.com/K2ykDoWDCI— 🏀バスケットボールキング👑 (@bbking_jp) January 1, 2020
身長が低くて注目されているBリーグの選手は、富樫勇樹選手(千葉ジェッツふなばし)です。
富樫勇樹選手の身長は167㎝と小柄ですが、早いドリブルやパスを出すポイントガードです。
しかし、身長が低い選手で困るのがシュートをブロックされることです。
167㎝の富樫勇樹選手と200㎝超え選手の身長差は約30㎝この身長差はとても大きいです。
その身長の高い選手をかわす富樫勇樹選手の得意なプレイがフローターシュートです。
200㎝超えの選手の上を投げるようにして打つシュートは、167㎝ながら1試合平均10点以上をたたき出す日本ナンバーワンのポイントガードです。
富樫勇樹選手は、2018‐2019シーズンのMVPも獲得しています。
日本人で最も身長が高いBリーグの選手は?
昨日はさすがの米国代表、めちゃくちゃ興奮する試合でした!日本代表の諦めずアグレッシブに向かっていくバスケにも感動!すっぴんアスリートで取材させていただいた竹内譲次選手のプレーも見られて嬉しかった。ちなみに私鈴木亮平186cm。この竹内選手でさえ普通に見せる海外選手達のサイズ感とは… pic.twitter.com/gKaGRxZyQu
— 鈴木亮平 (@ryoheiheisuzuki) September 5, 2019
日本人で最も身長が高いBリーグの選手は、以下の選手です。
・ニック・ファジーカス選手(210㎝)
・竹内譲次選手(207㎝)
・竹内公輔選手(206㎝)
・太田敦也選手(206㎝)
※ニック・ファジーカス選手は帰化申請し、日本国籍を取得していますので日本人です。
この4選手に共通していることは、日本代表選手であることです。
身長が高い選手は、日本代表として戦える実力があります。
さらにすごいのは、竹内譲次選手と竹内公輔選手は双子なのですから驚きです。
この竹内両選手と太田選手は日本のバスケットボール界を支えてきたと言っても過言ではありません。
しかし、残念なことにこの4選手は、全員30代です。
まだ、日本代表になる日本人の若いセンターの後継者が育っていないのが日本の課題となっています。
ちなみにNBAとGリーグで活躍する渡邊雄太選手は208㎝と日本選手の中でもニック・ファジーカス選手に次いで高い選手です。
NBAで活躍する八村塁は背は高いの?
八村塁選手、今日からチームの練習に合流!練習には参加しませんでしたが、ウェイトトレーニングをして汗を流しました!#RepTheDistrict pic.twitter.com/rZlSRQN5sI
— ワシントン バスケットボール (@washwizardsjp) January 13, 2020
NBAで活躍する八村塁選手の身長は、203cmです。
この身長は、NBAの中でも普通と言われています。
八村塁選手のポジションでもあるスモールフォワード、パワーフォワードの平均身長は、スモールフォワードが201cm、パワーフォワードが208cmです。
スモールフォワードでプレイすると、平均身長より高く、パワーフォワードでプレイするには平均より低い選手ということになります。
NBAの名だたるスター選手の身長も紹介します。
・マイケル・ジョーダン選手:198㎝
・マジック・ジョンソン選手:206㎝
・ステファン・カリー選手:191㎝
・レブロン・ジェームズ選手:206㎝
・ジェームス・ハーデン選手:196㎝
NBAのスーパースターの平均身長は、200㎝前後です。
ちなみに、NBA史上最高身長の選手は、スヌート・ボル選手とゲオルゲ・ムレシャン選手の231㎝、最も小さい身長の選手はマグジー・ボークス選手の160㎝(実際は157㎝だったという噂もあります)です。
過去にはとてもビックな日本人のバスケットボール選手がいた?
【岡山さん「NBAは雲の上」 81年にウォリアーズが指名】#NBA のドラフト会議で八村塁がウィザーズから1巡目指名を受けたことについて、1981年にウォリアーズから8巡目で指名された経験を持つ岡山恭崇さん(64)が感慨深げに語りました。
詳しくはこちらの記事で⇒https://t.co/KUME3mUOKa pic.twitter.com/H9ww30Nx2x
— 時事ドットコム(時事通信ニュース) (@jijicom) June 21, 2019
さかのぼること1980年代、約40年前にとてもビックな日本人のバスケットボール選手がいたんです。
その人は、岡山恭崇選手で身長はなんと全盛期で230cmだったそうです。
その当時、NBAのドラフト指名を受けたそうですが、日本代表を優先するために断ったそうです。
今であればもったいないと思いますが、その当時はいまほど海外選手が挑戦しやすい環境ではなかったことや病気になったことが関係しています。
その病気とは岡山恭崇選手が20歳の時に発症した「先端巨大症」という小さい頃に成長ホルモンが過剰にあり、成長してしまう病気です。
ほっておくと高血圧や糖尿病、心不全などになる可能性があり、岡山恭崇選手は、選手を続けながら放射線治療をし、現在は完治しているようです。
岡山恭崇選手が病気ではなかったら、NBA初のドラフトで選ばれた日本選手は八村塁選手ではなかったかもしれません。
新聞の記事で、岡山恭崇選手も八村塁選手のドラフト入りをとても喜んでいたことを伝えています。
まとめ
バスケットボール界の身長事情は大変です。
身長が高ければ高いほど有利という訳ではなく、高い人にも低い人にも悩みはあるようです。
NBAのスーパースター選手たちの身長を見ると、バスケットボール選手は200㎝前後が最も適した身長なのかもしれませんね。