『野球とベースボールとの違いなんてあるの?』と思われる方も多いと思います。
しかし日本式の野球とアメリカ式の野球というのはやはり違うものです。
練習時間や方法も全然違いますし、考え方も違います。
近年ではアメリカ式の考えが日本にも入ってきていてフライボール革命やヘルメットのフェイスガードなど日本でもよく見られる光景となりましたが、まだまだ違いはあります。
今回はそのような違いについて執筆していきたいと思います。
なんで日本と比べてあんなに年俸高いの?
コイBクラスでも総年俸最高 契約更改終了
2019/12/28
広島の契約更改が終わり、育成を含む日本人65選手の来季の総年俸は25億7210万円となった。4年ぶりのBクラスに沈んだにもかかわらず、昨季より2億円以上を上回り過去最高。1億円以上のプレーヤーの数は過去最多の8人となった=金額は推定。 pic.twitter.com/2gyiH50ONd— のぶた@カープにしやがれ~ ♪ (@okamoto_nobuta) December 28, 2019
日本に比べてメジャーリーガーの年俸というのは非常に高いです。
最近では年俸が40億円に迫る選手が出てきています。
日本では菅野投手の6億5,000万が最高ですので6倍近くの差があります。
なんでこんなに高年俸になっているのかというところですが、これは放映権の料金が大きく影響しています。
2008年にアメリカではテレビが衛星、地上波共に有料に切り替わりました。
よってテレビ局が支払う金額が高騰してきているためで、推定ではありますが人気球団のヤンキースは300億円以上受け取っているようです。
さらにグッズやチケットの売り上げを加算するとものすごい金額になります。
なので選手にも還元されているため差が激しいのです。
ベンチの汚さは一目瞭然
上 MLBのベンチ
下 侍ジャパンのベンチこれが文化の違いなのか(確信) pic.twitter.com/FbxEWh0VZ8
— ノウミニキ (@nohmisan334) November 19, 2014
ここでベンチにも差があるのでご紹介します。
ベンチに差って何なのと思いますが実際何が違うと椅子も違いますが何より汚さが半端なく違います。
上の写真を見てもらうと一目瞭然で、綺麗なのはもちろん日本です。
なんでこのようになってしまうかというと文化の違いもありますが、紙コップやヒマワリの種等はすべてベンチ内で捨ててしまいますし、噛みタバコなども捨ててしまうため試合が終わるころにはベンチはかなり汚くなってしまいます。
日本ではベンチ内でポイ捨てはしません。ここは文化の差が出たといったところでしょうか。
延長戦に入った時の違い
13日きおさんに誘っていただいて
金やんと一緒に野球観戦してきました
延長戦入りました
なかなか生の延長戦は見るのは初でしたが熱気がすごかったです
引き分けでしたが楽しかったです
連れてっていただきありがとう
お疲れ様でした pic.twitter.com/1YB3QE1jlu— ゆたっち@なまんちゅ (@s441Qb6bQd46Wdd) August 14, 2019
延長戦でも違いがあり日本では現在は延長12回までとなっています。
一昔前まではパリーグは15回までしていたのですが統一となりました。
メジャーリーグは延長に制限がありません。決着がつくまで永遠と行われます。そもそも引き分けという概念がありません。なので年間成績で何勝何敗しかありません。
決着がつくまで行われるため、投手が足りなくなったりして野手が登板なんてこともたまにあります。
本当に総力戦で日付をまたぐこともあります。長時間の試合になるとほとんどお客さんも残っていません。
そもそもナイターの試合開始が日本より遅いので終わる時間も遅いのですが。これはお客さんの交通手段もあると思います。
アメリカではほとんど車で観戦に来ます。日本は終電がありますのでそこを考慮していると思います。
FAの違い
いくらなんでも獲りすぎ?巨人の史上初「FA選手3人補強」に物議 | しらべぇhttps://t.co/ELwS5SQWZQ @sirabee_news #巨人 #FA #野球 pic.twitter.com/JtmbQqqOym
— ニュースサイトしらべぇ【公式】 (@sirabee_news) December 19, 2016
FAの考えも違います。
日本の場合は例え契約が今年で切れてしまったとしてもFA権を取得していない限りは他球団に行くことができません。
自由契約にならないと基本的に他球団との交渉もできません。
アメリカの場合は契約が切れた瞬間にFAとなり他球団との交渉が可能になります。
今季田中将大投手の契約が切れますが、切れたらFAです。他球団との交渉が可能になります。選手側に選択の自由があり日本より自由です。
今までメジャーへ行った選手の中に同一球団で終えた選手はかなり少ないです。
大魔神佐々木投手くらいでしょうか。
日本では同一球団で引退する選手も多くいますが、アメリカではかなり少ないです。近年ではヤンキースにいたジーターとリベラくらいでしょうか。
そのジーターですら今はマーリンズで仕事していますのでずっと同じ球団に携わるのは本当に少ないです。
まとめ
日米でこれだけの違いがあります。
まだまだ違うところはたくさんありますが今回だけではとても紹介することはできません。
同じ野球ですがこれだけ違うのです。
考え方や仕組みも様々な点で違うのでそのような見方をすればもっと野球が楽しむことができると思います。
今回の記事のことを少しでも覚えてもらえればうれしいです。