10月24日現在、第9節まで終えたプレミアリーグで得点ランキングトップにアグエロと共にランクインしているのが、チェルシー所属の「タミー・エイブラハム」です。
9節を終えて8ゴールと1試合1ゴールのペースでゴールを量産しているチェルシーの新たなストライカーについてお話していきます。
名前 | タミー・エイブラハム |
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生年月日 | 1997年10月2日(22歳) |
身長 | 191cm |
国籍 | イングランド、ナイジェリア |
ナイジェリア人の父とイングランド人の母のもとイングランドで生まれ育ちました。
チェルシーの下部組織からトップチームに昇格しました。
しかし、トップチーム昇格後、間もなくフットボール・チャンピオンシップ(イングランド二部リーグ相当)のブリストル・シティFCにレンタル移籍しました。
ブリストル・シティFCでは、41試合で23ゴールとまずまずの結果を残しました。
翌シーズンはプレミアリーグのスウォンジーにレンタル移籍しました。
スウォンジーでは31試合で5ゴールと、パッとしないシーズンを送ります。
翌シーズンは再びフットボール・チャンピオンシップのアストン・ヴィラにレンタル移籍しました。
そしてアストン・ヴィラで過ごすシーズンに、タミー・エイブラハムはブレイクします。
40試合で26ゴールとゴールを量産して、アストン・ヴィラのプレミアリーグ昇格に大きく貢献しました。
その活躍からアストン・ヴィラからは、完全移籍を打診されましたが「チェルシーのトップチームでプレーするのが夢だ。」と断って2019年シーズンよりチェルシーへと復帰しています。
タミー・エイブラハムのプレースタイル
タミー・エイブラハムの最大の強みは恵まれた体格を活かしたプレーです。
その体格を活かしたポストプレーやヘディングを武器にしています。
更に長身にも関わらず足元の器用さも持ち合わせており、スピードを活かした裏への抜け出しも出来るオールラウンダータイプのプレーヤーと言えます。
またDFとの駆け引きする能力にも優れています。
あらゆる場面でも打開出来る高い能力を持っており、ドリブル・クロスボール等の多くのパターンでゴールを狙えるため、DFからすると対応がしづらいプレーヤーです。
エイブラハムは得点王になれるのか。
サッカーファンからすれば新たなスター誕生というのは嬉しいことですよね。
まだ9節までしか終わってない時点で「慌てすぎだろ。」という声も聞こえてきそうですが、エイブラハムが今年のプレミア得点王になれるのかなれないのかをポイントとを踏まえて予想したいと思います。
このままのペースでゴールを重ねると?
現在9節終えて8ゴールと、1試合に1点のペースでゴールしていますね。
プレミアリーグは全部で34試合ありますので、このままのペースでゴールを重ねると34得点です。
昨年度の得点王は22ゴールをあげたマネ、サラー、オーバメヤンなので、34得点もあげたらほぼ間違いなく得点王に耀くでしょう。
研究・対策を練られる後半戦の出来にかかっている。
前述の通りエイブラハム選手は、今年からチェルシーで戦っております。
昨年度までイングランド二部で戦っていたため、エイブラハムのプレーを見ているDFがプレミアリーグには少ないです。
よって対策が充分ではないと言えます。
後半戦には二度目の戦いになるので、各チームのスカウティングによる研究・対策を経ての対峙となります。
各チームの対策にエイブラハムが屈してしまうのかはたまた対策をされていようがゴールを量産出来るかが、彼の得点王争いに大きく関わります。
またエイブラハムが今後もプレミアリーグで活躍し続けていけるかの基準になる点でもあります。
ランパード監督の采配力はいかに。
得点王というタイトルは個人賞ではあるが受賞するためにチームとして良い成績を出すことが不可欠だと言えます。
過去の記録を見ても得点王が優勝チームから出ることは多いですし、チーム自体が低迷している中でゴールを重ねるのは困難です。
そこで注目されるのが今シーズンよりチェルシーの指揮を取るランパード監督の采配です。
現在チェルシーは4勝2敗2分の成績で5位につけています。
ランパード自身も納得の行く結果では無いと思いますので今後の采配に注目です。
チェルシーの調子が良くなればなるほどエイブラハムの得点王も近づいて来るでしょう。
まとめ
今シーズンも新たなスターの最有力候補のエイブラハムについてお話しました。
まだまだリーグは始まったばかりです。
シーズンの中には好調と不調の波があって、このままゴールを量産できるほどプレミアリーグは甘くありません。
しかし、今シーズンのエイブラハムは、嫌でも注目してしまうほどの能力があると思います。
現段階で得点王取れるかどうかを予想するのは難しいですが「得点王を取って新たなスターになってくれ!」という希望を持ちながら、今シーズンの彼の活躍を追っていきたいと思います。