どうもこんにちは~。
さていきなりですが、サッカーのルールはよく改正されているのはご存知ですか?
国際サッカー評議会(IFAB)がサッカーのルールを改正して、それが日本にも入ってくるという形になります。
近年では、FIFAワールドカップ2018でも話題になった、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が有名ですよね。
さて、そんなルール改正がまた行われて2019年8月からJリーグでも導入されたのはご存知でしょうか?
大事なルールをまとめてみた
FKの壁に攻撃側の選手が入れなくなった
ゴールキック時にペナルティーエリア内で味方がパスを受けられるようになった
ハンドの基準の明確化
PKのこぼれ球をシュートして入っても無効になった
レフェリーにボールが当たって試合を左右する不利益が生じた場合ドロップボールで再開するようになった
サッカーのルールはどう変わるのか?
上の要点からどうルールが変わったのか見てみましょう。
FKの壁に攻撃側の選手が入れなくなった
3人以上の守備側チームの選手が「壁」を作った時に攻撃側チームの選手は「壁」から1メートル以上離れなければいけなくなりました。
壁の中に入って攻撃側チームが頭を下げたところをキッカーが頭の上を通すといったプレーができなくなります。
これは壁内での無駄な争いを減らすためだそうです。
重要度の高い試合ほど、壁内での小競り合いが多いので仕方ないのかもしれませんね。
ゴールキック時にペナルティーエリア内で味方がパスを受けられるようになった
ゴールキックの時、ペナルティーエリア内で味方がパスを受けると今まではファールでしたが、オッケーになりました。
ハンドの基準の明確化
今までは意図的でないハンドはレフェリーによってはファールを取ったり取らなかったりしていました。
これが明確化されて、意図的でないハンドでもファールを取る基準が増えました。
PKのこぼれ球をシュートして入っても無効になった
PKのこぼれ球を押し込んだ場合も得点になっていましたが無効になりました。
一発勝負の度合いが大きくなったようです。
レフェリーにボールが当たって試合を左右する不利益が生じた場合ドロップボールで再開するようになった
今までは石扱いだったレフェリーですが、レフェリーにボールが当たり、どちらかのチームに著しく不利益が生じたり、攻撃側と守備側がチェンジするなどなった場合に、ドロップボールで再開するようになりました。
これはルール改正後のJリーグでよく見られますね。
変わったルールを細かく見てみよう
第3条 競技者:
主審からの指示がない限り、交代になる選手は最も近いタッチライン際からピッチを去らなければならない
第4条 競技者の用具:
ユニフォームの袖の(色や柄と?)全く同じ場合、アンダーシャツはマルチカラー・マルチ柄でも構わない
第5条 主審:
・主審はプレーがリスタートされた後にリスタートの決断を変えることはできない。だが、特定の状況下では、それ以前の出来事に対して、イエローカード/レッドカードが提示されうる
・主審がVARをレビューするため、また選手を呼び戻すためにピッチを離れた場合、ジャッジは変更になりうる
・不当な行為を犯したチーム関係者にもイエローカード/レッドカードが提示されうる。もし違反者が特定できなかった場合、テクニカルエリアにいるコーチがイエローカード/レッドカードを受ける
・PKが与えられた場合、そのチームのPKキッカーは(治療のための)診断と治療を受けることができる。そのうえでピッチに留まり(PKを)蹴ることができる
第7条 試合時間:
クーリングブレイクとドリンクブレイクの違いの明確化
第8条 プレーの開始および再開:
・コイントスに勝ったチームはキックオフを選択しうる
・ドロップボール:ボールはGKにドロップされる(もしペナルティエリア内でプレーがストップした場合)か、最後にボールタッチした選手にドロップされる。その際、両チームの他の選手たちは4メートル以上は離れなければいけない
第9条 ボールインプレーおよびボールアウトオブプレー:
主審(や副審ら)にボールが触れてゴールに入ったり、ボールポゼッションが(他チームへ)移ったり、攻撃になった場合にはドロップボールになる
第10条 試合結果の決定:
GKがボールを相手ゴールに投げ入れても得点にはならない
第12条 ファウルと不正行為:
・ハンドの文章はより明確/一貫するように書き直された。意図的でないハンドはPKになる(ならない)について、はっきりとしたガイドラインに。
・GKが自チームのペナルティエリア内でハンドを犯しても(味方からのバックパスなど?)、イエローカード/レッドカードの対象にはならない
・スローインやチームメイトからの意図的なパスを受けたGKがキックに失敗、もしくはインプレーにしようとボールを蹴ろうとした後、GKはそのボールを手でつかんでもよい
・ファウルを受けた側のチームがフリーキックを素早く始めて得点機を作った場合、主審は(相手側への)イエローカード/レッドカードの提示を次のプレー停止時まで遅らせることができる
・もし得点が取り消されたとしても、ゴールセレブレーションがルールに抵触していた場合にはイエローカードは取り消されない
・チーム関係者への警告/イエローカード/レッドカードのリスト化
・言葉による違反は全てIDFK(間接フリーキック)にされる
・物を蹴る行為は物を投げるのと同じように罰せられる
第13条 フリーキック:
・IDFK(間接フリーキック)でそれが直接ゴールにならないのが明らかな場合、主審はIDFKの合図を止めることができる
・守備チームの自陣ペナルティエリア内でのフリーキックではボールが蹴られるか、明らかに動けばインプレーになる。ペナルティエリアから出す必要はない
守備側の壁が3人以上だった場合、攻撃側の全ての選手は壁から1メートル以上離れなければいけない。もし入った場合は、IDFK(間接フリーキック)
第14条 ペナルティーキック:
・PKの際、ゴールポスト、クロスバー、ネットが動いていてはいけない。また、GKはそれらに触れてもいけない
・PKの際、GKは最低でも片足の一部をゴールライン上かライン沿いに置いていなければいけない。ラインの後ろに立つことはできない
・主審がPKキックの合図をした後に反則が起きてキックされなかった場合、イエローカード/レッドカードが提示されてから蹴ることになる
第15条 スローイン:
スローインの際、相手チームの選手はスローインされるタッチラインから2メートル以上離れなければいけない。例え、スローワーがラインから下がったとしても
第16条 ゴールキック :
ゴールキックの際、ボールが蹴られるか、明らかに動いたらインプレーになる。ペナルティエリアから出す必要はない