ファールという言葉を聞いた時、ファールはよくないことというイメージがありませんか?
しかし、バスケットボールにおいてファールをする戦術があり、この戦術により試合の展開が変わること、勝敗に関わることがあります。
しかし、それとは反対にファールをする戦術により、失敗することもあります。
バスケットボールにおいてファールをする戦術とはどのような場合なのでしょう。
ファールをするシーンや、戦術について紹介します。
どんなときにファールの戦術が使われるの?
vs.#京都ハンナリーズ
試合終了
渋谷75-66京都
サンロッカーズ勝利ーー🎉✨
京都の追い上げに苦しむも、ファールゲームもきっちり決め勝星を収めました❗️3連勝🌟🌟🌟
本日も応援ありがとうございました🙇💓#サンロッカーズ渋谷 #バスケ #Bリーグ #勝利 #win pic.twitter.com/wnfLqrvH27— サンロッカーズ渋谷 (@we_r_sunrockers) February 25, 2017
ファールをする戦術が使われるのは、以下の2つです。
・チームの流れが悪くなるのを止めたい時
・試合の終盤で1点から7点以内の点数で負けている時
チームの流れが悪くなる時は、パスをカットされた後にシュートを決められた時です。
ダンクシュートや、3ポイントシュートなどは特にチームの流れが変わります。
特にホームゲームの時は選手だけでなく、観客(バスケットボールではブースター)の気持ちも高まり声援も大きくなります。
バスケットボールのシュートは、みずものとも言われますので、流れが変わりこれまで入らなかったシュートが入ることもあります。
その流れが変わることを防ぐために、シュートを打たれる前にファールをすれば、チームの流れを変えずに試合が進みます。
次に、試合の終盤です。
「なぜここでファール?」と思うシーンもありますが、バスケットボールで点を取るには守って、責めてシュートをしなければなりません。
守る時間は最大24秒、残り1分で24秒もの時間を使われたら、到底追いつきません。
そこで、あえてファールをしフリースローを相手が外すことにかけるのです。
そうすれば攻撃の時間が増え、逆転の可能性が増えます。
また、相手がフリースローをうつには、シュートの時とチームで10分間の間に5回以上ファールをする必要があります。
危険なファールをすると意味がない?
ノブがスティールから飛び出した。つかまれたファールだ!アンスポだ!⇒結果ノーファールとなったシーン。これがノーファールね、ふーん。 pic.twitter.com/CKeV5r1YT4
— ミハエルコバ (@michaelkoba) November 1, 2015
ファールはどんな風にでもしてよいという訳ではありません。
必ずボールに行くこと、わざとファールしているように見せてはいけないことです。
ここで、わざとファールするのにわざとファールはダメと言われても……と思う人もいますが、悪質なファール(アンスポーツマンライフファール)は怪我をすることもあります。
また、悪質なファールは、フリースロー後も相手ボールになるので意味がありません。
相手の選手が怪我をしないように、上手くファールしなければなりません。
効果的なファールゲームとは?
Bリーグは今オネエっぽく可愛く審判さんにアピールするのが流行りです!w
さあ、篠山さんや元基くんを見習って、「あらやだ🤭私ファール?えっ、ファールじゃないよね。お願〜い🙏てへぺろ😜」ってやるのはどうでしょ?www
みんな審判さんに抗議行くとき怖いから。たまにはこういうのを。 pic.twitter.com/AWqF2Q01Aj— ななみ# 3 # GrindKG (@nanami_B_alv) January 8, 2019
効果的なファールゲームは、フリースローの苦手な選手がシュートを外し、攻撃を早くすることです。
タイムアウトを使うと、タイムアウト後はハーフタイムから攻撃も可能ですのでファールとタイムアウトを使い分けると逆転も可能です。
ファールゲームにより逆転したケースも多くあります。
ファールゲームの時は応援を
フリースロー、
ルカHCで邪魔するアルバルク
あれ、ほしい 笑
ルカさんがテクニカルファールを取られたら審判に対しても掲げててうけた。笑#Bリーグ #BREX #アルバルク東京 pic.twitter.com/ehimGghycr— くらあん —mAmiWada (@wamami) October 17, 2018
ファールゲームは良くないという意見もありますが、現状では戦術として使われています。
「なぜこんな時にファールを?」と思う人もいると思いますが、試合は最後までどうなるかわかりません。
残り0.3秒で逆転することもあります。
例え、負けていても一生懸命応援しましょう。
応援すれば選手の力になり、選手にも届きます。
勝っているチームは、フリースローが決まり点差がつくことを応援しましょう。
まとめ
バスケットボールはファールも立派な戦術です。
後半に3回のタイムアウトも含めて、ファールゲームをするかどうか全てヘッドコーチの判断となります。
ヘッドコーチによって異なる戦術がありますので、試合の見どころの1つです。
また、会場によってはチームが公認しているヘッドコーチや選手の顔で、フリースローを邪魔するチームのファンもいます。
しかし、ファールによって怪我をする危険もあります。
終盤、にファールゲームになった時も流れが変わるファールをした時も一生懸命応援しましょう。