昨シーズンの欧州CLで優勝して、欧州最強の称号を得たチームはイングランドのプレミアリーグ所属のリバプールです。
世界的な名監督であるユルゲン・クロップ監督のもとで、今シーズンのリーグ戦も12節を終えて11勝1分と無敗で首位を独走しています。
直近の試合ではジョゼップ・グアルディオラ監督率いるマンチェスターシティとの頂上決戦にも勝利しています。
今シーズンのリバプールの最大のライバルとされていたマンチェスターシティも寄せ付けずもはや敵なし状態です。
まだリーグ戦は半分も終わっていませんが、このままいけばリバプールの優勝は間違いありません。
果たしてリバプール(プレミアリーグ)の無敗はどこまで続くのでしょう。
今シーズンのリバプールの最強体制
【マッチデイ】
信念..
集中..
情熱…
世紀の大一番がもうすぐ!!— OLSC Japan リバプール・サポーターズクラブ (@LFCjp) November 10, 2019
昨シーズンから大きくメンバーは変わっていません。
各ポジションに世界トップレベルの選手が配置されており、まさに付け入る隙が見当たらないような布陣を敷いています。
そんな最強集団には、攻守それぞれにキープレーヤーがいます。
まずリバプールの守備の要の「ファン・ダイク」です。
🎉表彰🎉
ファン・ダイクがUEFA最優秀選手賞に輝く! DFの受賞は史上初https://t.co/C87omV44TP🗣️編集部より
「UEFAはポジション別の最優秀選手も表彰しており、GK部門では #アリソン、DF部門では #ファン・ダイク、MF部門では #フレンキー・デ・ヨング、FW部門では #メッシ が選出されました」 pic.twitter.com/Vfvm0wRJ4C— サッカーキング (@SoccerKingJP) August 29, 2019
オランダ代表のCBは絶対的な対人の強さを誇って、リバプールの守備を支えています。
昨シーズンより1年5か月以上、ドリブルで抜かれなかったという記録を持ちます。
また、今年の世界最優秀選手の最有力候補とも言われています。
ちなみに過去に守備の選手が世界最優秀選手賞をしたのは、2006年度のファビオ・カンナバーロ選手だけです。
そして、リバプールの攻撃を支えるのが、マネ、サラー、フィルミーノのスリートップです。
今節までで、3人で計16得点とチームの半分以上の得点を稼いでいます。
中央に位置するフィルミーノをはじめとして、右サイドからも左サイドからもゴールを狙ってくるリバプールの攻撃陣をどのチームも止めることができていません。
マンチェスターシティとの頂上決戦
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プレミア首位決戦🔥
試合終了後の熱量そのまま
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無敗で首位を走るリバプールを勝ち点差6で追うマンチェスターシティとの頂上決戦が行われました。
先手を取ったのは首位リバプールです。
前半6分にマンチェスターシティの中途半端になったクリアボールを拾ったファビーニョが豪快なミドルシュートで先制点を奪います。
さらにその7分後には大きなサイドチェンジで左サイドに展開して、クロスボールをあげます。
中央に走りこんだサラーが頭で押し込み2-0とします。
後半にもマネのゴールで3点差とされたマンチェスターシティです。
78分に1点を返しますが、反撃もここまでで3-1でリバプールが勝利しました。
ゲーム全体を通しても主導権はリバプールが握り続けていました。
マンチェスターシティはいつもの攻撃を繰り出すことができずに、追い込まれる展開が目立ちました。
これで両チームの勝ち点差は9に広がりました。
無敗を止めるのはどのチーム?
【Injury update】
アダマ・トラオレはダービーの後半に右ハムストリングを痛め、🇪🇸代表への参加を辞退し、コンプトンで治療を受けています。
MGWの背中の怪我の経過は順調ですが、練習はまだできていません。
ウィリー・ボリーの術後は良好で、現在はジムやプールでリハビリ中です。 pic.twitter.com/okdIH7U9UH
— Wolves.jp (@Wolves_jpn) November 12, 2019
最大のライバルとされていたマンチェスターシティにも圧勝して、力の差を見せつけたリバプールです。
この無敗記録はどこまで続くのでしょう。
今シーズンのリバプールはまさに隙なしです。
下位のチーム相手に取りこぼすことは考えにくい状況です。
今後の日程を見てみると、次に上位チームと対戦するのは12月27日のレスター戦です。
レスター戦までは6試合ありますので、18節までの無敗はかたそうです。
さらにレスター戦を終えた後には現在8位のウルブスや5位のシェフィールドとの試合が続きます。
年末年始にかけてクラブW杯などの疲れを考慮すると、この時期にはリバプールにも隙が出てくるかもしれません。
リバプールの時代突入か
Our 7️⃣ Reds named on the #BallonDor 30-man shortlist! 🤩🤩 pic.twitter.com/lf2tv0VUbk
— Liverpool FC (@LFC) November 12, 2019
昨シーズンの活躍により、世界最強チームといっていいリバプールです。
昨シーズンにつづいて、今シーズンもプレミアリーグや欧州CLのタイトルを獲得するといよいよリバプールの時代に突入といえます。
今シーズンのこれまでの戦いを見ていると、半分以上は時代に突入していると言えます。
このままリバプールが一時代を築くのか、阻止するチームが出てくるかが今シーズンの見どころですね。
まとめ
今回は今シーズンのリバプールの戦いぶりについてでした。
今シーズンのリーグ戦では無敗です。
おそらく折り返しまでは無敗記録を伸ばしていくでしょう。
しかしどのチームも2回連続でリバプールには負けられないと様々な対策をしてくるでしょう。
また強豪チームには過密日程という障害もあります。
過密日程による疲労でリバプールが崩れていくのか、それをものともせずに快進撃が続くのでしょうか。
今シーズンのプレミアリーグはまさにリバプール対その他というリバプール一強の構造が出来上がりつつあります。
この構造を破壊するのはどのチームでしょうか。